さくまあきらが「桃太郎伝説」「桃太郎電鉄」を作らないと衝撃発言、コナミとの確執も


今年3月にコナミデジタルエンタテイメントに統合されたハドソンが手がけていた人気シリーズ「桃太郎伝説(桃伝)」および「桃太郎電鉄(桃鉄)」について、生みの親のさくまあきら氏が続編を作らない意向を表明しました。



Twitter / isetta_23: 最後の桃鉄です。いい作品ですよ。@daiwatanabe

さくまあきら氏のTwitterによると、東日本大震災で三陸沖が被災したことを受け、正式に製作中止となったWii版「桃太郎電鉄2012(仮)」に代わって今年7月に発売されたボードゲーム「桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻」について、最後の桃太郎電鉄であることを明かしています。

そして「桃太郎伝説」や「新桃太郎伝説」のリメイクや続編の要望に対して、「コナミに井村という男がいるかぎり、桃鉄、桃伝はつくらないよ」という、衝撃的なツイートを行っています。

Twitter / isetta_23: コナミに井村という男がいるかぎり、桃鉄、桃伝はつくら ...

公式ページに掲載された2010年3月20日付けの日記では以下のようにコメントしており、桝田省治氏次第では「桃太郎伝説」のリメイクや続編登場の可能性がゼロでは無いことを示唆していたさくまあきら氏。

さくま「『桃太郎伝説』が出るとしたら、『俺の屍を越えてゆけ!』の桝田省治がリメイクしてくれるか、新作を作る以外たぶん、今後も出ることはないと思うなあ。
『桃太郎伝説』は、もともと桝田省治と二人三脚で作ったようなものだからね」


しかし今回の発言は実現の可能性をさらに下げただけでなく、ハドソンを統合したコナミデジタルエンタテイメントとの確執をも浮き彫りにする形となったわけですが、桃太郎シリーズが生まれて25周年となる今年にこのような話を聞くこととなるのは、ファンとして辛いことであると言わざるを得ません。

・2015年6月2日追記
確執の果てに、ファンにとって最悪の結果となってしまいました。

【悲報】さくまあきらが「桃太郎電鉄」正式終了を宣言、「コナミが握りつぶした」とコメント

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