庵野秀明監督が率いるアニメ制作会社「カラー」に借入金約1億円の支払いを求める訴訟を起こされた「ガイナックス」の本社が、驚くべき状況に陥っています。詳細は以下から。
GAINAXの公式ページに掲載されている会社情報。会社所在地が東京都武蔵野市にある「服部ビル」とされています。
物件情報サイトを確認したところ、服部ビルは一般的なオフィスビルなどではなく、来年4月で築46年目を迎えるマンション。掲載されている写真からも、それなりに老朽化が進んだ建物であることが見てとれます。
服部ビル/東京都武蔵野市の物件情報|SUUMO物件ライブラリー
2011年1月から使われていた三鷹市の旧本社の建物はこんな感じ。電子機器メーカーの旧本社ビルだっただけあって、いたって普通のオフィスビルといった印象です。
ちなみにBuzzap!編集部で調査したところ、ガイナックス本社が移転したのは今年10月ごろ。業界関係者は「この間オフィスに行った時は普通のビルだったのに、移転したオフィスに行ってみたらただのマンションで驚いた」と述べていましたが、確かに驚くほどの落差です。
なお、毎日新聞社の報道によると、ガイナックスの2016年7月期の収入は5年前の10分の1となる約2億4000万円。約1億円の債務超過に陥っていたとされており、今回のオフィス移転も厳しい財務状況を裏付けるものとなっています。
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