ツイッターのさらなる嫌がらせ対策が発表されました。詳細は以下から。
2017年2月には永久凍結ユーザーの別アカ作成阻止やクソリプ非表示化などの嫌がらせ対策を発表したツイッター社ですが、3月に入ってさらなる嫌がらせへの対策が行われることが明らかにされています。
◆嫌がらせツイートの自動削除とさらなる措置
ツイッター社はまず通報無しでの嫌がらせツイートを行うアカウントの特定を可能とし、そのアカウントのツイートを一定期間フォロアーにしか見えないようにするなどの制限措置を取ります。この措置はいわゆる捨て垢や繰り返しツイッタールールに反する嫌がらせ行為を繰り返すユーザーに限られます。そして、違反が繰り返される場合はさらなる措置を取るとのこと。
◆新たなフィルターの追加とミュートのタイムライン適用
さらにツイッターは新たな「アドバンストフィルター」を実装します。これによって卵アイコンや電話番号、メールアドレスなどを登録していないアカウントからのクソリプをフィルタリングして見えないようにすることが可能。
また、2016年11月に行った通知欄からの特定のキーワードやフレーズ、もしくは会話全体を表示しないようにするフィルターをタイムラインに適用することも可能となります。また、ミュート期間も24時間、7日間、30日間、永久から選ぶことができます。
これによってヘイトスピーチの非表示化はもちろん、うっとうしい流行りのニュースなどを短期間だけシャットアウトするといった使い方も可能となります。
◆報告への応答の強化
これまではツイッターに悪質なアカウントや嫌がらせを報告してもなしのつぶてだったことが多かったのですが、今後はよりきめ細かに結果や対応を報告するとのこと。この報告は通知欄に通知されることになるため、より手軽に確認が可能です。
もちろんツイッタージャパンがどこまで対応してくれるかは未知数なところですが、全社的に行うものなのでぜひとも期待したいところ。
これ以外では特定個人に向けての攻撃ではなく悪質なデマやヘイトスピーチを広く行うアカウントの永久凍結及び別アカウント作成阻止なども早急に求められます。
Our Latest Update on Safety _ Twitter Blogs
技術評論社
売り上げランキング: 11,155
・関連記事
ツイッター、永久凍結ユーザーの別アカ作成阻止やクソリプ非表示化など、罵倒・嫌がらせ対策を実施 | BUZZAP!(バザップ!)
【設定フローあり】ツイッターがようやく本格的なヘイトスピーチとハラスメント規制を開始、特定ワードの非表示などが可能に | BUZZAP!(バザップ!)
【朗報】ツイッターが「画像・動画・投票・GIF・非公式RT」を140字制限から除外する仕様変更を実施 | BUZZAP!(バザップ!)
ツイッターのブロック機能が強化、RTもメンションも完全シャットアウトに | BUZZAP!(バザップ!)
ツイッターとFacebook、YouTubeらが24時間以内にヘイトスピーチを削除することで一致 | BUZZAP!(バザップ!)