MediaPad T2 Proより高性能な格安SIMフリータブレット「Huawei honor Pad 2」レビュー

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そのコストパフォーマンスの良さから常に価格.comのセールスランキング上位に君臨し続ける「Huawei MediaPad T2 Pro」シリーズの海外版にして、MediaPad T2 Proよりも高性能な「Huawei honor Pad 2」のレビューをお届けします。詳細は以下から。

これが「Huawei honor Pad 2」の外箱。

内容物はHuawei honor Pad 2本体、クイックスタートマニュアル、保証書、microUSBケーブル、ACアダプタと、とてもシンプル。

microUSBケーブルとACアダプタ。なお出力は5V/1Aです。

Huawei honor Pad 2本体。実はMediaPad T2 Pro 8.0の中国版にあたるモデルで、8インチフルHD（1920×1200）IPS液晶にSnapdragon 616などの基本スペックはほぼ同じ。しかしMediaPad T2 Proが今となってはやや貧弱な2GB RAM/16GB ROMなのに対し、honor Pad 2は3GB RAM/32GB ROMを備えたことで、製品寿命が長いのが特徴です。

片手で持つことができます。

前面上部に200万画素カメラを搭載

背面には800万画素カメラ。バッテリー容量は4800mAhです。

右側面にSIMカードスロット、microSDカードスロット、電源ボタン、音量ボタンを配置。技適マークの問題がありますが、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN（2.4GHz/5GHz）やBluetooth 4.1などを備え、W-CDMAやFDD-LTE、TD-LTEをサポートしています。

底面にはmicroUSB端子があります。

左側面

上部にイヤホン端子

実際に電源を入れてみたところ。

セットアップ時に日本語を選べば、そのまま使えます。

さあ中身をチェック……と思ってよくよく画面を見ると衝撃の事実。なんとGoogle PlayなどのGoogleアプリが見当たらず、アプリマーケットはHuaweiによる「HiApp」、YouTubeの代わりに「Huawei Videos」など、代替サービスがインストールされています。これはGoogleのサービスを利用できない中国市場向けの端末で見かけるケース。

「こんなものどうやってレビューするんだ、いっそ諦めてしまおうか」などと落胆していると、こちらの記事に興味深い内容が。なんとXiaomi 端末向けに配布されているアプリからGoogleの各種サービスをインストールするという方法があるようです。

わらにもすがる思いでダウンロードした「MIUI_Google Installer_V2.0.zip」を解凍して「Google Installer_2.0.apk」をHuawei honor Pad 2に手動でインストールしてみたところ。なお、「インストールはブロックされました」というウインドウが出ても、ブロックは解除できます。

インストールの様子。何度か「インストール」をタップする必要があります。

Google Playさえインストールできれば、後はこっちのもの。Chromeブラウザ、YouTube、マップ、Gmailといったおなじみのアプリを追加し、これで見慣れたAndroidタブレットの出来上がりです。

プリインストールされていた中国語アプリは片っ端からアンインストールできました。

実際に触ってみたところ。格安タブレットという位置付けにもかかわらず、レスポンスはなかなかのものです。