世界のクラブカルチャーを届けるメディア「Mixmag」が日本上陸、独自イベントも開催へ



「Mixmag Japan」が誕生することが明らかになりました。詳細は以下から。

1983年にイギリスで創刊されたダンスミュージック・クラブカルチャー専門誌の「Mixmag」。30年以上の歴史を持ち、現在ではデジタルメディアにも進出し、動画配信や独自のイベントのオーガナイズなども行いながら世界のクラブシーンの最前線をリードしてきました。

世界中に支部を持ち、各国の言語でオリジナルのコンテンツを配信し続けるMixmagの15番目の支部として選ばれたのが日本。2017年9月に万を持して「Mixmag Japan」が誕生することが発表されました。

「Mixmag Japan」の紙媒体でのマガジンの創刊号は9月7日に全国30箇所のタワーレコードのほか、主要都市のクラブ、カフェなどで無料で配布される予定。表紙には世界で活躍するケン・イシイを迎え、「世界で活躍するアーティスト」というテーマのもとインタビュー記事を掲載します。

「Mixmag Japan」のメインテーマは「ダンスミュージック/クラブカルチャー」ですが、音楽に留まらずファッション、プロダクト、ライフスタイルなどの情報も取り扱っていくとのこと。

もちろん2017年現在で紙媒体だけということは当然ながらあり得ず、ウェブサイト版(9月7日公開)でUK版「mixmag.net」の記事を中心に日本独自のニュースやレポート、コラムなどを記載。さらにTwitterInstagramFacebookなどのSNSは既に7月時点で始動しており、今後も同時並行的に情報発信が行われてゆくことになりそうです。なお、Mixmagの記事が読める他イベントの検索やクラブシーンの「趣味友」探し、チケット購入やクーポン入手などの機能満載のスマホアプリも登場する予定とのこと。

そして特筆すべきはオリジナルイベントの開催です。アンダーグラウンドスタイルの「Mixmag Japan」、EDMなどよりメインストリーム寄りの「Mixmag Presents...」、完全招待制で開催される「Mixmag ExclusiveParty」、企業とのコラボ形式で開催される「Mixmag POP」など、従来のアンダーグラウンドなクラブシーンのイメージjを大きく変えるスタイルでの開催が告知されています。そしてこれらは国内もしくはアジア圏で開催ということで、アジアのクラブシーンとの繋がりが増えていくことにもなるかもしれません。

風営法が改正され、東京オリンピックに向けたナイトタイムエコノミー振興など、大きな転換点を迎えた日本のクラブシーンにとって、mixmagという「黒船」はどのような影響を与えることになるのでしょうか?

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