Snapdragon 660でぬるぬる動く「Zenfone 4」速攻レビュー、超広角のデュアルカメラも


いよいよ9月23日に発売されるASUSの人気SIMフリースマホ最新モデル「Zenfone 4」のレビューをお届けします。詳細は以下から。

これがZenfone 4本体。ゴリラガラス3採用の5.5インチフルHD Super IPS+液晶を備えたAndroid 7.0スマホですが、狭額縁仕様によって、5.2インチ版Zenfone 3と幅が1mmしか変わりません。

F1.8、デュアルピクセルPDAF(像面位相差オートフォーカス)、4軸光学手ブレ補正、3軸電子手ブレ補正、色彩校正機能などを備え、ソニーの「IMX362(1/2.55インチ・ピクセルサイズ1.4マイクロメートル)」を用いたデュアルカメラ(メインカメラ1200万画素、120度広角カメラは800万画素)を搭載。

4K動画撮影はもちろん、240fpsのスローモーション動画、32秒の長秒露光撮影などにも対応。F2.0、84度の800万画素広角フロントカメラは「PixelMaster 4.0」のカメラモードを使えば140度での撮影が可能になります。

メインカメラは83度、広角カメラは120度。撮れる景色はまったく違うため、旅行時などに活躍できそうです。

実際に切り替えてみたところ。人物主体だとメインカメラ、広い風景を収めたい時は広角カメラ……という形で使い分けてみると良さそうです。


バッテリー容量は3300mAh。前モデルと比較して大幅に容量がアップしました。

右側面に音量、電源ボタン。

左側面にはSIMカードスロット。

デュアルSIM(2枚目はmicroSDとの排他仕様)をサポートしており、DSDSによって2枚のSIMカードで同時に通信できます。

上部

底面にはイヤホン端子とUSB Type-C端子

なお、Zenfone 4は「Snapdragon 660/6GB RAM/64GB ROM」「Snapdragon 630/4GB RAM/64GB ROM」の2機種がラインナップされていますが、日本市場向けには高性能なSnapdragon 660版を投入。その動きは驚くほど滑らかで、Zenfone 3より格段に進化しています。


ほかにも高速充電技術「BoostMaster」や受話用スピーカーと底面スピーカーを用いたデュアルスピーカー、ヘッドホンで仮想サラウンドを実現する「DTS Headphone:X 7.1」、IEEE802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0搭載など、カメラ以外の部分もブラッシュアップ。

なお、Zenfone 4はTD-LTE、FDD-LTE、TD-SCDMA、W-CDMA/HSPA+/DC-HSPA+、CDMA2000、GSM/GPRS/EDGEなどを幅広くカバーし、最大3波のキャリアアグリゲーションによって、高速かつ安定した下り最大600MbpsのLTE通信を利用可能。「au VoLTE」はもちろん、日本の携帯会社の主要バンドをすべてサポートしたほか、いずれのSIMスロットでも3Gおよび4Gを利用できます。

・4G
FDD-LTE (Band 1/2/3/5/7/8/18/19/28)、TD-LTE (Band 38/39/40/41)

・3G、2G
W-CDMA (Band 1/2/3/5/6/8/19)、EDGE/GPRS/GSM (850/900/1800/1900MHz)

カラーバリエーションはムーンライトホワイト、ミッドナイトブラック

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