Google Homeとも連携できるau HOME、「結局何ができるの?」を動画や写真で解説してみた


本日行われた「au HOME 発表会 with au 2017 冬モデル」で発表された、au HOMEの機能強化。

「ホームIoT」などと言われてもピンと来ない人も相当数いると思われるため、少し分かりやすいよう解説してみることにしました。実は家を維持する上で結構便利なサービスもあります。詳細は以下から。

au HOME 発表会 with au 2017 冬モデル発表会場で展示されていた、au HOMEに関する展示たち。

まずはau HOMEの料金体系を説明。au HOME基本使用料490円を支払えば、あとはデバイスごとの機器代金を支払うだけでサービスをガンガン追加できるというもので、今回新たに提供される「家電コントロールセット」や防犯や子ども、ペットの見守りに役立つ「みまもりセット」は毎月980円で利用できます。

今回開発された「スマートプラグ01」。スマホから家電の電気使用量が分かるというアイテムで、どうしても消費電力が気になうエアコンなどの冷暖房器具や冷蔵庫に接続すると効果は絶大。開発はWiMAXルーターなどでおなじみのシンセイコーポレーションが担当しています。

こちらは「赤外線リモコン01」。テレビ、ホームシアター、エアコン、サーキュレーター、扇風機、照明など、日本の家電の大半では赤外線を使った操作が行われていることを考えると、かなり便利なアイテム。

スマートスピーカー「Google Home」とも連携できるため、Google Homeに対応していない家電であっても音声で簡単に操作できるようになります。

そして地味に便利なのが、新たに実装される「取扱説明書管理機能」。au HOME対応デバイスの管理だけでなく、購入したテレビやエアコンなどの家電を登録し、一元で管理できるようになるというものです。

取扱説明書を簡単に見られるだけでなく、交換用フィルタなどの消耗品をアプリ内から購入できるのがミソ。とりわけメンテナンスが重要なエアコンや空気清浄機などを利用していく上で、非常に役に立ちます。

実際の利用シーンを実演デモで見てみましょう。まずは親子の料理編。ハンバーグの消費カロリーや買い物メモがハンズフリーでできるだけでなく、料理が出来上がるまでの待ち時間にランダムで音楽を流すこともできます。音楽のセレクトが少し微妙なのは気のせいです。


続いては仕事から帰ってきて昨日観てた映画の続きを見るよ編。ユーザーが家に近づくとカーテンがサッと閉まりエアコンや照明が起動するという、とても近未来なシチュエーションを実現可能。もちろん映画の再生まですべてスマホレスで進められます。しかし、どうしてその映画をチョイスしたのでしょうか……。


子どもやペットの見守り用途はもちろん、外出先からカーテンの開閉や照明のオンオフなどの防犯機能も利用でき、家に帰り着く少し前に部屋を暖めておくこともできるなど、さまざまなものをスマホやスマートスピーカーから一元で管理できるようにすることで「生活における小さな手間」を埋めてくれるau HOME。

まだまだピンと来ない人も多いと思われますが、節電や家電の管理にも使えるなど、幅広い用途で活躍できるよう足場固めが着実に進められつつあるため、日常生活の大半をカバーし、よりスマートな生活を送れるようになる踏み込んだサービス作りに期待したいところです。

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