これは神アイテムでは?転倒時にお尻を守る高齢者用エアバッグベルト



よく考えると非常に大切な発想です。超高齢社会の日本にこそ必要なアイテムではないでしょうか。

自動車事故の際にあなたの命を守るエアバッグ。ですが危険は車に乗っている時だけに襲いかかってくるわけではありません。

特に老齢に達し、とっさに身体を庇えず骨や筋肉の弱っているお年寄りにとっては、ちょっとした転倒が大けがに繋がるケースも十分に考えられます。

当然ながら治癒までには若者よりも長い時間が掛かりますし、後遺症が残る可能性も高く、その際の医療費や家族の負担も馬鹿になりません。独り暮らしの場合はさらに状況が厳しくなることは言うまでもありません。

そうした高齢者の転倒対策としてエアバッグの製造で実績を持つHelite社が作り上げたお尻用エアバッグが「Hip'Air」なのです。


エイプリルフールのジョークかと思ってしまいそうですが、「Hip'Air」はセンサーが転倒開始から0.2秒で感知し、0.08秒でエアバッグが展開されて衝撃を90%和らげるという極めて高性能な作りとなっています。


高齢者が転倒した際に最も怪我をしやすいのが腰回りということで、ベルトのように巻き付けておけばお尻を中心に広がってガードしてくれます。重量も1kgと軽めになっており、バッテリーも15日間使用可能でもちろん充電可能。エアバッグ自体も繰り返し使えます。


実際の動画は以下から。

Hip'Air the first wearable airbag hip protector by Helite - YouTube


現在まだ発売には至っておらず、値段も明示されてはいませんが、公式サイトから最新情報を得ることができます。

お年寄りがいくら気をつけていても、無謀な運転をする自動車や自転車はなくなりはしませんし、人によってはちょっとした段差も危険なもの。高齢のご家族のいる方はプレゼントのリストに入れてみてもいいかもしれません。

Helite Hip’Air_ Airbags for the Elderly - Technabob

・関連記事
自民党「年金受給開始を71歳以降まで延期できるようにするよ!高齢者も支える側に回って一億総活躍だ!」 | BUZZAP!(バザップ!)

超高齢化社会は既に…認知症の年間行方不明者1万2208人、死者479人で3年連続最多更新 | BUZZAP!(バザップ!)

認知症男性の列車死亡事故で最高裁が遺族のJR東海への賠償責任を否定する逆転判決、今後の課題とは? | BUZZAP!(バザップ!)

全都道府県で高齢者が子供より多くなり、高齢者だけの世帯が全世帯の1/4を超える | BUZZAP!(バザップ!)

全額自己負担で費用10倍に、介護保険の福祉用具レンタルの切り捨て方針に「むしろ社会保障費増大に繋がる」と大きな批判 | BUZZAP!(バザップ!)


フォローして最新情報を手に入れよう

ライフに関連した楽天商品(PR)