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増え続ける外国人観光客への対策として大きな変化に踏み切ります。詳細は以下から。
地方やバス会社によってバラバラなバスの乗り降りや運賃システムですが、京都市はこの度半世紀ぶりとなる大改革を行う事を決定しました。
これまでの京都市バスは「後乗り・前降り」方式でしたが、世界中から観光客が京都に押し寄せてくる現在の状況では不慣れな外国人観光客を中心に運賃支払いと降車に時間が掛かっていることから、「前乗り・後降り」への転換を決めました。
この変更によって不慣れな乗客が車両前方に集中したり降車時の運賃支払いに手間取るケースを減少させ、乗客の降車をスムーズにすることで、混雑やダイヤの乱れを緩和する方針です。
実際に京都市バスでは2017年10月以降紅葉シーズンを含めた複数の終末で実証実験を行い、1人当たり約0.2秒の短縮に成功。各停留所での停車時間も平均で約2割にあたる11.5秒減らせたとのことで、少なからず効果を上げています。
乗客の反応も好意的とのことで京都市バスは車両や車両内の運賃箱の更新に合わせて順次変更する予定。開始時期は今後検討の後アナウンスされることになりそうです。
京都市バス、前乗りに 混雑緩和へ先払い方式:日本経済新聞
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