破格で高性能な「Teclast F6 Pro(Tbook)」レビュー、大容量メモリ搭載やSSD増設も可能なMacBook Air感あるモデルに

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大画面液晶に十分使える処理能力と大容量RAM、SSDを兼ね備え、もちろんお安くてスタイリッシュ。そんな良さげな2in1タブレットのレビューをお届けします。詳細は以下から。

◆デザインと拡張性にこだわった極薄2in1タブレット「Teclast F6 Pro」
これが「Teclast F6 Pro」の外箱。「Tbook」というニックネームが付けられています。

開けてみたところ。

Teclast F6 Pro以外に説明書や保証書、ACアダプタが入っていました。

12V/2A出力に対応したACアダプタ。

ACアダプタを使う場合、プラグによっては変換アダプタを使う必要がありますが、そもそもTeclast F6 ProはUSB Type-Cを使った充電に対応しているため、こんなものを持ち歩く必要すらありません。

そしてTeclast F6 Pro本体。

MacBook Airを強く意識したアルミ削り出しのスタイリッシュなボディですが、なにより素晴らしいことに、背面にメーカーロゴがありません。

ロゴはなんと底面に配置。右下にあるのはM.2接続のSSDを増設できるポートです。

Windowsタブレットは各種インターフェースの充実度がそのまま使い勝手に影響しますが、Teclast F6 Proは右側面に電源ボタン、microSDカードスロット、USB 3.0端子、イヤホン端子、電源端子を搭載。

左側面にUSB PDに対応したType-C端子、microHDMI端子、USB 3.0端子を搭載。マウスやUSBメモリ、外付けHDD、モバイルルーターなど、色々な機器をつなげるだけでなく、液晶テレビなどに映像を投影することもできます。

Teclast F6 Proを開いてみたところ。

キーボードはアイソレーションタイプ。ストロークもそこそこあるため、タイピングに支障はありません。

画面を触らずとも操作できるタッチパッドには、指紋認証センサーも付いています。

キー配列はこんな感じ。

キーボード上部、画面下部にはスピーカーがあります。

なお、Teclast F6 Proはタブレットスタイル、ノートパソコンスタイルで使える2in1モデルのため……

180度、270度オーバー、360度……と、利用シーンに応じて好きなように角度を調整できます。

こうすると1枚のタブレットとして利用できるわけです。

それではさっそくセットアップ。もちろん最初から日本語を選ぶことができます。

起動したところ。タブレットとしては大画面に属する13.3インチフルHD（1920×1080）液晶によって、モバイルノートとして十分使えます。

試しに持ってみたところ。それにしてもこの薄さ、なかなかのものです。

昨年市場を沸かせた極小モバイルノート「GPD Pocket」と並べてみるとこんな感じになります。

◆大画面ディスプレイに大容量メモリ搭載、MMORPGもプレイできる高性能タブレット
Intel Core m3-7Y30（最大2.6GHz）、8GBメモリ、128GB SSD（増設可）を備えるなど、タブレットとしてはかなり高性能の部類に入るTeclast F6 Pro。

タブレットとしては大容量の部類に属する8GBメモリおよび128GBのSSDを搭載しており、セットアップ終了時点での空き容量は95GBほどです。

実際に触ってみたところ。問題なくブラウジングできています。

性能を測るため人気MMORPG「ドラゴンクエストX」のベンチマークを動かしてみたところ。ごくごく一般的なプレイ環境（1280×720/標準品質/フルスクリーン）で快適な動作が見込めるスコア6048を叩き出しました。

ベンチマークを測定しているところはこんな感じ。

限界まで負荷を上げた状態（1920×1080/最高品質/フルスクリーン）にして、ようやく「やや重い」に。特にゲーミングに特化したモデルではないにもかかわらず、なかなかの処理能力です。

グラフィックボードを搭載していないノートパソコンユーザーに厳しいFF14ベンチマークでも、標準品質（ノートPC）で「やや快適」になりました。