先日レビューをお届けした怒濤のコスパの格安スマホ「Huawei Honor 10」。
Huawei P20とほぼ同じ性能にもかかわらずP20 liteとさほど変わらない値段という、「価格設定を間違えたのでは……?」とさえ思えてくるモデルですが、実際の性能はどうなのでしょうか。カメラと合わせてチェックしてみました。詳細は以下から
まずは「Huawei Honor 10」を軽くおさらい。5.84インチフルHD+液晶にAI対応プロセッサ「Kirin 970」、4GB RAM/128GB ROM、3400mAhバッテリーを備えた、Huawei P20とほぼ同じスペックのスマホです。
レンズこそライカ製ではないものの、2400万画素モノクロセンサー+1200万画素RGBセンサー(いずれもF1.8)の背面カメラを搭載。画素数で言えばP20のカメラ(2000万画素モノクロセンサー+1200万画素RGBセンサー、F1.8とF1.6)よりも上です。
もちろんHuawei P20などと同じく、AIを用いた被写体識別撮影や多彩な撮影モードも利用可能。ちなみにP20と同じF2.0、2400万画素フロントカメラを備えているため、驚くほどきれいな自分撮りも楽しめます。
実際に触ってみたところはこんな感じ。「Mate 10 Pro」や「P20 Pro」などのハイエンドモデルと同じプロセッサを備えたことで、被写体を識別するだけでなく、ユーザーの使い方を自動学習して最適化し、使いやすさを維持し続けられます。
本体背面には角度を変えると青から紫へと微妙に色味が変わる加工が施されるなど、高級感も。
そんなHuawei Honor 10の性能を試すべく「AnTuTuベンチマーク」を走らせてみたところ、スコアは205149。Huawei P20 liteの2倍以上です。
現時点でHuawei Honor 10と同じ価格帯の高性能スマホといえば、「Xiaomi Mi 6」や「Xiaomi Mi Mix 2」といったSnapdragon 835搭載モデル。そこでXiaomi Mi 6とベンチマークのスコアを比べてみたところ、ほぼ互角でした。昨年のフラッグシップ機と肩を並べられるのであれば、十分な性能です。
また、Xiaomi Mi 6やXiaomi Mi Mix 2よりカメラ機能が強化されていること、そして発売されたばかりの機種のため、今後OSアップデートを望めることを考えると、Huawei Honor 10を選んだほうが幸せになれそうです。
ちなみにAIをオンにした状態で夕暮れ時の風景を撮影してみたところはこんな感じ。近いうちにさらに掘り下げた記事を掲載する予定です。
なお、以下の通販サイト「Banggood.com」でのHuawei Honor 10(4GB RAM/128GB ROMモデル)本体価格は4万6996円。台数限定ではあるものの、クーポンコード「7BG10JP」を適用すると4万3415円にまで値下がりします。
ほぼ同じ性能で6万3000円弱の「Huawei P20(4GB RAM/128GB ROMモデル)」と比べて実に3割以上安く、廉価版の「P20 lite(4GB RAM/32GB ROM)」とわずか1万円しか値段が変わらないという、何者の追随も許さない高コスパっぷりを発揮した1台です。
Huawei Honor 10 Global Version 5.84 inch 4GB RAM 128GB ROM Kirin 970 Octa core 4G Smartphone Sale - Banggood.com
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