ソフトバンクが大手キャリア初となるノーカウントサービスを発表しました。詳細は以下から。
・ウルトラギガモンスター+
ソフトバンクのプレスリリースによると、同社は2018年9月6日から新プラン「ウルトラギガモンスター+」の受付を開始するそうです。
新プランは月間50GB使える「ウルトラギガモンスター」をベースに、YouTubeやAbemaTV、TVer、GYAO!、Hulu、LINE、Instagram、Facebookの動画およびSNSが「ギガノーカウント」で使い放題になるというもの。
料金内訳。1年間1000円が割り引かれる「1年おトク割」と「おうち割 光セット」「みんな家族割+」を組み合わせると、4人目以降の家族が月額3480円になります。
ウルトラギガモンスター+は通話料30秒20円の「通話基本プラン」がセットに。完全通話定額の「スマ放題」および5分通話定額の「スマ放題ライト」は「定額オプション(月額1500円)」「準定額オプション(月額500円)」へと名を変えました。
また、「ウルトラギガモンスター+」提供開始に合わせて、データ容量を消費することなく全てのデータ通信が使い放題となる「ギガ使い放題キャンペーン」を展開。
2019年4月7日までの期間限定キャンペーンのため、まもなく火蓋が切って落とされる新型iPhone商戦に向けた意味合いが強いものとみられます。
・ミニモンスター
さらに9月6日から、月額1980円から利用できるライトユーザー向けの4段階制定額プラン「ミニモンスター」も受付開始。
ケータイからスマホに切り替えるユーザーがミニモンスターに加入すると、1年間毎月0円からスマホを利用できるようになる「ガラケ→スマホ割」も提供されます。
各種割引適用時の月額料金イメージ。1GBと2GBの間に2000円の差があり、「ライトユーザーがちょっと使いすぎた月」を狙っている感があるのが気になるところ。しかし月間50GBまで使えるのはさすがです。
なお、「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」提供に伴い、加入した家族の人数に応じて「ウルトラギガモンスター」の月額料金を割り引く「みんな家族割」の名称が「みんな家族割+」に変更。
スマ放題をはじめとする既存プランの新規申込受付や、加入中のプランを継続して利用するユーザーが新たに機種変更する際の「月月割」の提供は9月5日以降、順次終了するとされています。
旧プランのスマホ本体代金割引が無くなる(=全額自己負担となる)ため、ユーザーが半ば強制的に移行することになる今回の新プラン。
しかしかつてドコモが新プランで通話定額への加入を強制した際のような、ニーズを無視したやり方ではないため、不満の声はあまり上がらないとみられます。
・「CYBER SUNDAY(サイバーサンデー)」
また、2018年9月からソフトバンクのスマホユーザー向けにクーポンを入手できるURLが記載されたメールを配信する「CYBER SUNDAY」も開始。
第1弾となる9月は、ユニクロ冬の代表作「ヒートテック」1枚相当分(990円)が割り引かれる特典が毎週日曜日に提供されます。
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