巨大建造物マニアに大人気のあの施設で新エリアが開放されることになりました。詳細は以下から。
埼玉県の春日部市ののどかな田園地帯に突然現れる、「地下神殿」の異名を取る巨大な地下建造物、それが首都圏外郭放水路です。
巨大建造物マニアの間では以前からよく知られている施設で、ミュージック・ビデオや特撮番組などのロケ地としても度々使用されている事からどこかで目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
首都圏外郭放水路は一般人の見学も受け付けており、BUZZAP!取材班も以前現地を訪れてレポート記事「巨大建造物ファンが100%キュン死する地下神殿、「首都圏外郭放水路」を見学してきました | BUZZAP!(バザップ!)」を掲載しています。
そんな首都圏外郭放水路で3月23日から、これまで非公開だった第1立坑やポンプ室を開放。特殊なガスタービンエンジンなどを間近で見学できるようになりました。
これは国の防災施設を観光資源に育てる日本初の試み「民間運営見学システム」による社会実験の一環として行われるもの。第1弾として2018年8~12月にかけて実施され、前年同時期と比較して約3.7倍の計3.5万人の見学者を動員し、今回第2弾として企画されています。
今回はより深く首都圏外郭放水路を体感できるよう、「深化」と題してヘルメットと安全帯を着用して深さ70メートルの竪穴である第1立坑の最上部歩く「立坑体験コース」(定員20名、所要時間110分、料金3000円)、航空機用の特殊ガスタービンを用いた巨大ポンプが4台並ぶ「ポンプ堪能コース」(定員20名、所要時間100分、料金2500円)、そしてお手軽に地下神殿こと調圧水槽を見学できる「地下神殿コース」(定員50名、所要時間55分、料金1000円)の3つの見学コースが設定されています。
予約は電話受付の他、こちらの専用サイトからも可能です。現在春休み期間のためかなり埋まっていますが、4月に入ってからは平日を中心に空きがあるので興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか?
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