「朝なのに太陽が昇らず真っ暗」という奇妙な現象が再び観測される


太陽が昇るはずの時間なのに真っ暗。そんな奇妙な現象が「再び」シベリアで観測されました。詳細は以下から。

以前BUZZAP!では、2018年7月20日にロシアのシベリアで午前11時頃からおよそ3時間に渡って太陽が「消滅」し、夜のように真っ暗になる怪奇現象をお伝えしました。

今回この現象が発生したのは、前回の「暗黒の昼」発生地のひとつでもあるシベリアの北東部のベルホヤンスク。

この時期は通常午前4時頃に夜明けとなるのですが、8時を過ぎても太陽の影も形もなく、辺りは奇妙な黄色がかった暗闇に覆われていたとのこと。

ロシア当局からの公式の説明は現時点でもありませんが、気象学者らはシベリアでの森林火災によって生じた一酸化炭素が関係していると考えています。高濃度の一酸化炭素は通常では考えられないほど分厚い雲を作り上げ、太陽光を完全に遮る可能性もあるということです。src="https://buzzap.net/images/2019/08/15/russia-pitch-black-morning/03.jpg" border="0">

この模様はロシアのテレビ局Yakutia-24 TV channelでも取り上げられており、該当地域では一酸化炭素濃度が通常よりも高くなっていることが指摘されているものの、こうした現象が起こる程ではないとされています。


一酸化炭素であればもちろん健康被害なども懸念される話ですが、原因解明にはまだ時間が掛かりそうです。

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