高音質に心躍る「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」速攻レビュー、BA型ドライバーや音質最適化技術採用の完全ワイヤレスイヤホン最上位モデル



モバイルバッテリーやBluetoothスピーカーなどでおなじみのAnkerが、音質にこだわった完全ワイヤレスイヤホンを発売したのでレビューをお届けします。

BA型(バランスドアーマチュア)ドライバーなどを用いた独自構造や個人個人に合わせた音質のカスタマイズなど、高音質化技術を惜しみなく実装し、グラミー賞を受賞した10人の音楽プロデューサーたちから推奨された完全ワイヤレスイヤホンの実力はいかほどでしょうか。詳細は以下から。

◆細やかな気遣いも感じる最上位モデル「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」
これが本日10:00から発売されたAnkerの最新完全ワイヤレスイヤホン「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」。


化粧箱にでかでかと書かれた「10 GRAMMY WINNING」の文字。グラミー賞を受賞した10人の音楽プロデューサーやエンジニアからお墨付きをもらったモデルです。


バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを同軸上に配置した独自の「同軸音響構造(A.C.A.A)」によって、高音と低音が調和した生演奏のような臨場感あふれるサウンドを実現したほか、32時間の音楽再生が可能です。


同軸音響構造(A.C.A.A)の構造はこんな感じ。高音、中音域を担うBA型ドライバーと引き締まった低音を担うダイナミックドライバーを同軸上に配置することで、自然な音が再現できるとしています。


音飛びを極限まで抑えたBluetooth 5.0に加え、高音質・低遅延が特徴の音声コーデック「aptX」もサポート。最上位モデルはダテではありません。


それではさっそく開封。


Anker Soundcore Liberty 2 Pro本体のほか、充電ケースやイヤーチップおよびイヤーウィング、USB-USB Type-C充電ケーブル、クイックスタートガイドなどが付属しています。


イヤーチップは(XS/S/M/M+/L/L+/XL)から、イヤーウイングは(S/M/L)から選べるなど、ユーザーの耳に配慮した細やかな気配りも。なお、いずれもMサイズが本体に取り付け済みです。


最大32時間の音楽再生を実現(イヤホン本体は最大8時間)する充電ケース。Qiを使ったワイヤレス充電にも対応しており、15分間充電すれば約2時間使用できます。


ケースはスライド機構で開閉。片手の親指でスッとケースを開けて、もう片手ですぐイヤホンを取り出せます。


下部に3つLEDがあり、点灯状態でバッテリーケースの充電状況が分かります。


充電端子はUSB Type-Cになりました。


USB Type-Cケーブルで充電できるようになった上、ワイヤレス充電にも対応したため、スマホと充電環境を統一できます。はっきり言ってかなり便利です。


◆アプリ連携で個人個人に最適化されたサウンドに
また、Anker Soundcore Liberty 2 Proは「Soundcore」アプリ(Android版iOS版)を使って、さまざまな設定などが可能。


特筆すべきはユーザーの聴覚感度をマッピングした上で分析、音質を最適化する「HearID」です。


左右の耳をチェックすることで、自分の耳に合った最も良い音が出せるようAnker Soundcore Liberty 2 Proを自動調整してくれます。


また、Anker Soundcore Liberty 2 Proでは左右それぞれにあるボタンを使って曲送りなどの操作ができますが……


アプリを使ってボタン操作をカスタマイズすることも。


◆高音質に心躍る1台、HearIDは是非試してもらいたい機能でした
「タッチノイズ(ケーブルが何かに擦れた時に聞こえる音)がうるさい」「何かの拍子にケーブルがひっかかって引っ張られ、イヤホンがズレる」といった有線のデメリットを解消できることもあって、人気の完全ワイヤレスイヤホン。

今回Buzzap!では「HearID」で音質を最適化(パーソナライズ)した上で色んなジャンルの曲を試してみましたが、まず驚かされたのは「音の立体感」でした。


最適化オフでもそこそこいい音で鳴ってくれるものの、最適化をオンにするとボーカルの息づかいなどがよりはっきり聞こえるようになった上、重低音が明らかにメリハリあるものに変わり、思わず心が躍りました。

高音域、中音域、低音域の各ドライバーごとに最適なチューニングを施した結果とみられますが、バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーの組み合わせを非常に上手く使えている印象です。

また、HearIDと排他仕様であるものの、実に22種類ものイコライザーを選ぶことも可能。クラシック、ロックなどの定番ジャンルはもちろん、radikoユーザーなどに薦めたい「話し言葉」まで選べます。


試しにイコライザーを使ってヘンデルの「メサイア」やベートーベンの「交響曲第9番」第4楽章などを聴いてみたところ、演奏はもちろん独唱やコーラスが力強く伸びやかに。

「ロック」を試してみると昔聴いていた曲が高音・低音のメリハリをしっかり付けたパンチあるテイストで蘇りました。HearID、イコライザーともども完全ワイヤレスイヤホンでの音楽体験を一つ上のものに引き上げてくれます。

音量も十分にあるため、通勤・通学の電車や繁華街など、うるさいスポットでも活躍してくれるのも好感が持てたAnkerの完全ワイヤレスイヤホン最上位モデル「Anker Soundcore Liberty 2 Pro」。

Amazon.co.jpと楽天で販売が開始されており、気になる本体価格は税込1万4380円。最上位モデルにもかかわらず、手の届きやすい価格帯となっています。

Amazon.co.jp: Anker Soundcore Liberty 2 Pro(完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0)【IPX4防水規格 / 最大32時間音楽再生 / Qualcomm aptX / ワイヤレス充電対応/Siri対応/マイク内蔵/PSE認証済】: 家電・カメラ


【楽天市場】ワイヤレスイヤホン Anker Soundcore Liberty 2 Pro Bluetooth 5.0 IPX4防水規格 最大32時間音楽再生 Siri対応 HearID機能 4つのマイク内蔵 PSE認証済 ワイヤレス充電対応:アンカー・ダイレクト楽天市場店

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