スマホアプリの安全性、もう一度しっかり考えてみてもよいのかもしれません。詳細は以下から。
モバイルセキュリティソリューションを開発するWanderaがアップルのApp Storeで17件のアプリがマルウェア「トロイの木馬」に感染していることを報じました。
これらのアプリで発見されたトロイの木馬はバックグラウンドで特定のウェブページを開き続けたり、ユーザーの行動なしでリンクをクリックするといったアドフラウド(不正広告)関連タスクをバックグラウンドで実施するものでした。
トロイの木馬に感染した17のアプリは全てインドに拠点を置くAppAspect Technologies社の作成したものとされています。
同社はAndroid版アプリも作成していましたが、現時点では感染したアプリは発見されず。ただし以前感染してアプリを削除した形跡がありましたが、意図的に組み込まれたものかどうかは判別できないとのこと。
なお、現在感染した17のアプリは全てApp Storeから削除されています。
マルウェア データサイエンス サイバー攻撃の検出と分析
posted with amazlet at 19.10.28
Joshua Saxe Hillary Sanders
マイナビ出版 (2019-10-23)
売り上げランキング: 4,841
マイナビ出版 (2019-10-23)
売り上げランキング: 4,841
・関連記事
【安全確認】NTTレゾナント・gooの格安スマホ「g07」にアドウェア混入か→公式が否定→トロイの木馬「Triada」検出→調査の結果「誤検出」と判明 | BUZZAP!(バザップ!)
サムスン製スマホを狙い打ちする凶悪なマルウェア「Kemoge」登場、ルート化して完全支配下に | BUZZAP!(バザップ!)
「ウィルスメール開封」だけじゃない、日本年金機構の絶句するほどザルなセキュリティ管理が次々と明らかに | BUZZAP!(バザップ!)