マスクや消毒液、ひいてはトイレットペーパーやホットケーキミックスまで値上がりを見せた新型コロナウイルスの流行。
そんな中、思いもよらないアイテムが高騰していることが明らかになりました。詳細は以下から。
Buzzap!編集部に読者から寄せられた情報によると、現在家庭用ミシンの販売価格が高騰しているそうです。
布マスクを作ろうとした主婦などが買い求めたためとみられ、「ヤフオクやメルカリで高額転売されていて、販売時間と台数限定で正規販売されている店で買おうとしても、一度も買えた試しがない」とのこと。
試しに大手価格情報サイト「価格.com」でミシンの売り上げランキングを見てみると、確かにランキング入りしているにもかかわらず、価格情報が掲載されていない(=売り切れている)機種がいくつかあります。
価格変動履歴も興味深いことに。一番人気の「ブラザー PS203」の場合……
18000円程度で売られていたのが、30000円近くで販売されています。
お次は15000円程度と、お手ごろ価格の「ジャノメ JN508DX」の場合。
もともとは10000円程度で販売されていたことが分かります。
3位の「ブラザー SENSIA120 CPV7203」も状況は同じ。
安い時であれば20000円で買えたのが、一時期32000円を超えていたようです。
しかも「価格情報が掲載されているからといって、販売されているとは限らない」という状況です。
布マスク以外にも「空き時間にハンドメイド雑貨を作ってフリマアプリで小遣い稼ぎ」など、さまざまな理由で需要が伸びた結果とみられる家庭用ミシンの価格高騰。
中国から大量に輸入されたことによる不織布マスクの価格下落とリンクする形で、もうしばらくすれば値下がりするかもしれません。
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