新型コロナウイルス流行の中、ようやく日本でもスタートしたものの端末価格の高騰やエリアの狭さ(都内の大手家電量販店ですら「圏外」と案内される)もあって今ひとつぱっとしない印象の5G。
しかし中国ではものすごい勢いで浸透しつつあるようです。詳細は以下から。
台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、中国市場での2020年5月の携帯電話販売数が前年比12%減となる3400万台へと落ち込んだそうです。
これは中国情報通信技術院(CAICT)がまとめたデータで、低迷しているとはいえ2019年の日本の携帯電話販売台数(3344万4000台)を上回る数字を1ヶ月で売り上げたことになります。
そして興味深いのが5月の携帯電話販売台数3400万台のうち、実に1600万台が5Gスマホという点。
すでに中国では新たに販売される携帯電話の半数近くが5Gスマホで、2万円台の5Gスマホ「Xiaomi Redmi 10X」などの格安モデルが相次いで発表されたこともあり、6月以降さらなる伸びを見せるとみられています。
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なお、中国での携帯電話販売数が前年比10~15%減少するとみられていることから、Huawei、Xiaomi、Oppo、Vivoといった大手各社は海外市場へのさらなる進出を余儀なくされているのが現状。
Xiaomiが2020年第1四半期に国内売上高を上回る海外売上高を獲得しており、今後も東南アジアやインド、ヨーロッパなどの海外市場で存在感を高め続けると予想されています。
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