「『盗めるアート展』から盗まれた作品」、さっそくメルカリで転売されてしまう


当然そうなるだろうという予想どおりの展開です。詳細は以下から。

来場者1組につき1点限りで展示作品を盗んでいいというコンセプトがSNSで話題になっていた「盗めるアート展」。東京都品川区のsame galleryで7月10日0時から19日まで連日24時間開催され、計11組の作家の作品が展示される予定でした。

開始前から大勢の来場者が詰めかけ、静かな住宅街で密な状況を作りだした上に近隣からの苦情で警察が出動し、開始時刻1時間前にやむなく開けたところなだれ込んだ来場者に一瞬で全作品が盗まれるという伝説を生み出すことになりました。

謙虚で礼儀正しく、法律や規律をしっかり守るおとなしい日本人というイメージに一石を投じたという意味では、このアート展は大成功とも言えそう。ですが、ここで盗まれた作品がいったいどうなっていったのか気になるところです。

さっそくメルカリで検索してみると、早くも「盗めるアート展」から盗まれたとされる絵画作品が転売されていました。その価格は10000円。「昨日の盗めるアート展 なんとか手に入れました、絵画です」とのこと。

もちろん全ての作品が大混乱の中で一瞬で盗まれているため、この絵画が本当に「盗めるアート展」から盗まれたものかは主催者側しか確認できず、真贋は不明です。

現場と思われる大混雑の写真もありましたがこちらも現場かは不明。

憤る人に真贋を疑う人などコメント欄も様々です。

他にも「盗めるアート展」から盗まれたと称される作品や、展覧会のカードなどが続々と転売されています。

この真贋問わず作品が転売されてゆく過程も含めて「盗めるアート展」ということになるのかもしれません。

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