「岸辺露伴は動かない」まさかの実写ドラマ化、NHKが3夜連続放映へ


荒木飛呂彦の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品、「岸辺露伴は動かない」をNHKが特集ドラマとして放映することが分かりました。詳細は以下から。

NHKドラマの公式ツイッターによると、特集ドラマ「岸辺露伴は動かない」は12月28日から3夜連続放送で、いずれも22時から22時49分の放送となります。主人公の岸部露伴を演じるのは自身も露伴のファンである俳優の高橋一生さん。

内容としては「女性編集者・泉京香とともに、人知を超えた事件や事象に挑む姿を描きます」とのことで、原作から大きく発展したものになりそう。

各話のあらすじは以下。公式サイトではキャストの詳細なども掲載されています。

・第1話「富豪村」(12月28日22時から)
周囲から隔絶された山奥に豪邸が11軒ある「富豪村」。所有者はいずれも各界で成功した大富豪ばかりで、いずれも20代でこの村の土地を所有してから成功しているという。ただし、条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。ことの真偽を確かめるべく、露伴は、新人の担当編集・泉京香と共に富豪村に赴く。そこで課されたのは奇妙な試験だった。それは「マナー」。マナーに寛容はない。「正しい」か「正しくない」か。一つマナーを守れば成功に近づくが、一つ破れば大切なものを一つ失っていく…。

・第2話「くしゃがら」(12月29日22時から)
露伴は同僚の漫画家・志士十五から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかしネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたす。露伴が彼を「本」にするとそこには袋とじページが。袋とじの中に何かが蠢(うごめ)いていて…。

・第3話「D.N.A」(12月30日22時から)
京香から彼女が付き合っている写真家の平井太郎の記憶喪失を、“催眠術”で探って欲しいと頼まれた露伴。太郎は、著名な写真家だったが、6年前に交通事故にあい、一命は取り留めたが、完全な社会復帰に至っていなかった。露伴が京香に太郎を紹介され話しているところに、バギーに女の子を乗せた片平真依が通りかかる。すれ違い様バギーの奥から娘・真央の手が伸び太郎の裾を掴み、太郎を転倒させてしまう。その瞬間、露伴はシェードの奥から見つめる真央の目に異変を感じていた。

いずれもかなり癖のありそうな内容ですが、岸部露伴はどのように謎に挑んでゆくのでしょうか。NHKがスタンド「ヘブンズ・ドアー」どう再現するかも非常に楽しみです。

なお現在、同作のOVA作品もリリースされています。

「岸辺露伴は動かない」新作OVA『懺悔室』『ザ・ラン』制作決定!!

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