【性能ヨシ!】超頑丈な現場向け格安スマホ「Ulefone Armor 9E」レビュー、充実のカメラや巨大バッテリー、アウトドアに役立つ各種機能も


過酷な現場でも使えるのに格安。

耐久性を競うだけにとどまらず、色んな付加価値を追い求めるフェーズへと移行したタフネススマホに、求められる要素をありったけ詰め込んだ格安モデルが登場したので、さっそくレビューをお届けします。詳細は以下から。

◆十分使える性能の現場スマホ「Ulefone Armor 9E」
それでは「Ulefone Armor 9E」開封の儀。なんと最初からガラスフィルムが付いてきます。

ストラップ、microUSB→USB Type-C変換アダプタ、USB→USB Type-C変換ケーブル、USB Type-C/USB充電ケーブル、ACアダプタ、充電時の注意、ユーザーマニュアル、マルチファンクション説明書、保証カード。何も買い足さなくて済むようになっています。

Ulefone Armor 9Eの本体下部にはストラップホール。「スマホを首から提げる」など、さまざまな利用シーンに対応できます。

いよいよUlefone Armor 9Eの本体をチェック。TORQUEなどを思い出させる重厚な作りのスマートフォンで、IP68/IP69Kの防水防塵性能やアメリカ国防総省が規定する「MIL-STD-810G」に準拠。水深1.5メートルのところに30分間漬けても大丈夫な上、1メートルの高さからコンクリートに落としても問題ありません。

指紋が付きにくいコーティングが施された、発色が良く見やすい6.3インチフルHD+(2340×1080)IPS液晶にMediaTekのハイミドル向けプロセッサ「Helio P90」に8GB RAM/128GB ROMを備えるなど、基本スペックは高め。手袋でも操作できます。

ボディはTPU、アルミニウム、ポリカーボネート製。画面の縁が盛り上がっており、落とした時に割れづらくなっているのもポイントが高いところです。

右側面には指紋認証センサーと電源ボタン、microSD/SIMカードスロット。

技適マークの問題があるものの、ドコモやau、ソフトバンクのプラチナバンドLTEを含めたマルチキャリアおよびデュアルSIMにも対応しています。

3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8/B19、CDMA EVDO BC0/BC1
4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66、TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41

左側面には音量ボタン、さまざまなアプリを割り当てられるマルチファンクションボタン、別売りのファイバースコープ(内視鏡)接続用の端子。

上部にはイヤホン端子。防水性能を失いたくなければ、ワイヤレスイヤホンの使用をお勧めします。

底面はUSB Type-C端子。

背面にはすべりにくい加工が施されており、一般的なスマホの2倍以上となる巨大バッテリー(6600mAh)を搭載。急速充電(9V/2A)にも対応しています。

◆カメラも充実、夜景も撮れます
Ulefone Armor 9Eの大きな魅力が背面の4眼カメラ。Samsungの「ISOCELL Bright GW1」を使った6400万画素カメラ(F1.89)、800万画素99.9度広角カメラ(F2.4)、200万画素深度センサー×2を備えており、水中撮影にも対応しています。タフネススマホにあるまじきカメラへの力の入れようです。

6400万画素センサーをフルに使った高解像度写真……

「夜景」「美肌」「FaceCute」「ぼかし」などの各種機能を使った撮影も可能。

ニーズに応じて倍率を変えることもできます。まずは等倍

デジタル2倍

広角カメラは景色を撮る時などに活躍します。

とりわけ評価したいのは、夜景をちゃんと撮れるところ。試しに明暗の差が強いところなどで夜景モードを使って撮ってみましたが、十分撮れていました。夜景だけでなく明かりの少ない現場などでも活躍してくれそうです。

◆現場やアウトドアで活躍する便利機能や強力すぎるLEDライトも強み
また、Ulefone Armor 9Eには「ツールボックス」と呼ばれる便利な機能たちが付属。

山登りなどで使えそうなコンパス

分度器

騒音をチェックできる「ノイズテスト」は、工事現場などで活躍してくれそうです。

垂直を測定する「プラムボブ」は、ゴルフでグリーンの傾斜を読む時などに便利です。

そしてUlefone Armor 9Eで役に立つと強く感じた機能が、カメラの下にある4灯仕様のLEDライト。

その実力を試すために、暗いところに来てみました。

まずは一般的なスマホのライト。そこそこ周囲を照らすことができますが……

Ulefone Armor 9Eのライトは段違い。光量が非常にあるため、真っ暗なところでも十分見渡すことができます。

一般的なスマホではこの程度しか照らすことができない木も……

暗闇の中では少しまぶしく感じるほど明るくできます。

「アラームベル」機能を使えば、非常時にライトをブザー音とディスプレイをフルに使ったシグナルを送ることも。

実際に使ってみた動画(※点滅があるため視聴時は要注意)。「夜道で事故を起こした」「ハイキングで道に迷って周囲が暗くなってきた」といった時に使えるかもしれません。


十分な性能がある上、カメラの先にLEDライトが付いた防水対応の「ファイバースコープ(内視鏡、別売)」を使えば、排水溝に何かを落としたり水のトラブルが発生した場合でも活躍するUlefone Armor 9E。

公式サイトでの通常価格は469.99ドル(約5万円)ですが、以下の通販サイト「Banggood.com」では期間限定で3万5094円に値下がりするセールが実施されています。

Ulefone Armor 9E IP68 IP69K - Banggood.com
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