「先着300万人限定で1年間無料!」と声高にうたってサービスを開始した楽天モバイルですが、反響は今ひとつのようです。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが楽天モバイルの2020年度第3四半期決算資料。
世界初となる基地局の完全仮想化で設備投資や運用コストを大幅に削減した楽天モバイル。「1年間無料」を実現した背景には、このようなアプローチがあったわけですが……
本格サービスが開始されて7ヶ月が経過した2020年11月時点での契約申込数は160万件。5Gも1年間無料になる「Rakuten UN-LIMIT V」もさほど後押しとはならなかったようです。
ちなみに別の決算資料を見てみると、楽天のモバイル事業は前年同期比433億円のマイナス。
これは基地局関連コストが増加したことを受けたもの。しかし「1年間無料」によって、当面まとまった収益は見込めません。
契約初月から毎月ちゃんとお金を払ってくれるユーザーを獲得するまでに、あと140万人契約を積み増す必要がある楽天モバイル。
2020年内に200万契約を実現できるかすら怪しい状況ですが、「先着300万人無料」を撤回する可能性はあるのでしょうか……?
コメントを見る
・関連記事
楽天モバイルへのau回線提供終了で「圏外になった」と報告多数、東京都の整備は間に合わない見通しで今後さらなる混乱も | Buzzap!
大人気格安スマホ「Xiaomi Redmi Note 9S」128GBモデルついに1万円台に、最安値を大幅更新 | Buzzap!
「楽天モバイルの弱点は下り速度と動画視聴とエリア、ユーザーの半数以上がau回線頼み」ぶっちゃけすぎたレポートが公開される | Buzzap!