先日発売されたばかりの「DJI Pocket 2」にも全く引けをとらない「Xiaomi FIMI PALM」、触ってみるとスマホメーカーとして日本でも人気のXiaomiの本気が詰まっていました。詳細は以下から。
「Xiaomi FIMI PALM」は1.22インチタッチ液晶(240×240)を備えるDJIのPocketシリーズを強く意識したジンバルカメラです。
3軸ジンバルを採用しており、単なる光学手ぶれ補正に留まらない、踏み込んだ手ぶれ補正を実現しています。
DJI Pocket 2を凌駕する最大のポイントはレンズ。Pocket 2は単体で93度、オプション装着でも最大110度ですが、FIMI PALMは128度という圧倒的な超広角レンズを搭載し、4K動画で景色を余すところなく撮ることができます。
バッテリー容量は1000mAh。こちらもPocket 2(875mAh)を上回っており、最大240分の稼働が可能です。
Wi-FiおよびBluetooth接続でスマホ画面をファインダー代わりにできます。
もちろん撮影機能も充実。顔を自動認識して追尾する「スマートトラッキング機能」とジンバルによる強固な手ぶれ補正で、動いている被写体を撮る時も安心。タップした被写体を常に画面中央に収めることもできます。
カメラ画質に定評あるHuaweiスマホのプロセッサ製造などで知られるHiSilicon製のAIアルゴリズムによって、美しい夜景撮影も可能。昼の景色も夜の景色も、お部屋の中でもきれいに撮れる1台です。
極めつけがHEVC(H.265)に対応しているという点。高品質な動画を少ない容量で撮ることができます。
ではさっそく実機を触ってみましょう。
同梱されているのは本体の他にはUSB Type-Cケーブルとジンバル用のカバー、それに取扱説明書のみとシンプルです。
手に持ったサイズ感はこのとおり。DJIのPocketシリーズとほぼ変わりません。右側が電源+シャッターボタンで左側が4方向のジョイスティック。ジョイスティックはカメラの方向の微調整とズームの際に使います。
カバーは非常にシンプルですが、これが小さくてしっかりとジンバルを保護してくれるのは地味に高ポイントです。取り外しや取り付けも簡単。
まずは画像から。こちらがノーマルモード。
同じ場所の横長のパノラマ画像です。
こちらは縦長のパノラマ。縦に伸ばせるのはちょっと面白いところ。
3倍ズームの画像。さすがに少々粗くなります。
別のショット。こちらがノーマル。
横長のパノラマ。
そして3×3の大画面広角画像です。やはり
動画を撮影してみます。いずれも1080P×30で撮影しています。これは自転車に乗りながら撮影したもの。揺れなどもなく非常にスムーズです。
こちらはズーム機能を動画撮影中に使ってみたところ。ズームの際にカクカクしてしまうのと、ジョイスティックの操作音が入ってしまうため、この使い方はあまり推奨できません。ただし、ズーム中の画質はしっかりしています。
おなじみ、京都出町柳の鴨川デルタの飛び石で手ぶれ補正の実力をチェック。もう敢えて言及するまでもなく、ジャンプしながら撮影してもまったくぶれません。
こちらはスローモーション撮影したところ。
タイムラプス動画を撮影してみました。雲の動きのダイナミックさなど、かなりしっかりと映っています。
DJI Pocket 2にない広角レンズなどを備え、各種撮影機能で遊べる点も楽しいXiaomi FIMI PALM。以下の通販サイト「Banggood.com」では1万9138円と2万円を切っています。
Xiaomi FIMI PALM 4K対応ポケットジンバルカメラ | Banggood.com
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