コロナ以前のマスクとコロナ禍でのマスク。着用時の顔の魅力の捉え方が大きく変化していることが明らかになりました。詳細は以下から。
コロナ以前には、マスクは風邪などの病気の人、もしくは中二病の人が着用するものと考えられていたため、着用すると顔の魅力が低下し、不健康という印象を持たれがちでした。
ですが、このコロナ禍でそのイメージが逆転していることが示されました。
北海道大学はコロナ以前の2016年に、日本人の202人の女性と84人の男性を対象にマスクを着用した人の印象についての調査を行っており、2020年の6月から12月に再び153人の男性と133人の女性に対して調査を行いました。
その結果、マスクを着けた女性の顔を魅力的と答えた人はコロナ前の44%に対して70%にまで大幅に増加。
同時に、マスク着用者に対する不健康な印象も減少し、中立や、むしろ健康的と答えた人が増加しました。
さらには、マスクを着用していない人の顔の魅力が下がったという結果も出されています。
この辺りはコロナ禍の現在ではマスク着用がマナーとされ、自分が健康でも感染させないための着用が当たり前になった社会情勢が大きく関係しそうです。
加えて一部のノーマスク主義者らの暴挙により、マスク不着用なだけで感染予防意識が低く、マナーを守らないというマイナスイメージも影響している可能性があります。
御簾の向こうの見たことのない女性に恋い焦がれるのは平安男子のたしなみでしたが、まだ見ぬ顔に恋する文化がコロナ禍で復活しているのかもしれません。
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