普段はポケットやバッグの中に安全に収まっているスマホ。何かの拍子にテーブルや椅子の上、もしくは太ももの上にぽんと置くこともありますが、そんな際に滑り落ちるリスクは最大化します。
スマホによってそうした場合の滑りやすさにどれだけ差が出るのか、AppleとGoogle、Samsungの主要スマホを比較するとこんな結果になりました。詳細は以下から。
海外メディアが主要なフラグシップスマホ、 Appleの「iPhone 13 Pro」、Googleの「Pixel 6 Pro」Samsungの「Galaxy S21 Ultra」の滑りやすさを比較検証しています。
比較に使うシチュエーションはスウェットパンツやジーンズを履いた太もも、わずかに傾いたテーブルや椅子の上というよくあるシチュエーションは。それぞれ見ていってみましょう。
◆iPhone 13 Pro
iPhone 13 Proの背面は磨りガラスのような「テクスチャードマットガラス」になっており、指紋や傷がつきにくいとされています。結果は以下のとおり。
太ももの上(スウェットパンツ):ゆっくり滑る見た目のなめらかさとは裏腹に、テーブルや椅子ではよほど傾いたところに置かなければ滑りませんが、太ももの上では滑ります。またガラステーブルでは滑ってしまうとのこと。
太ももの上(ジーンズ):ゆっくり滑る
傾いた木製テーブル:滑らない
傾いた椅子のクッション:滑らない
傾いたガラステーブル:すばやく滑る
滑りにくさにはカメラ部分のでっぱりが大きく役立っているのではないかとしています。
◆Galaxy S21 Ultra
Galaxy S21 Ultraも磨りガラス状の「マットガラス」を採用しています。3機種の中で最も滑りにくい結果になりました。
太ももの上(スウェットパンツ):滑らない背面のマットガラスはiPhone 13 Proよりもなめらかに見えるものの、ガラステーブル以外ではまったく滑りませんでした。太ももの上でもより安心です。
太ももの上(ジーンズ):滑らない
傾いた木製テーブル:滑らない
傾いた椅子のクッション:滑らない
傾いたガラステーブル:すばやく滑る
こちらもカメラ部分のでっぱりがブレーキの役割を果たしたと考えられるとのこと。
◆Pixel 6 Pro
Pixel 6 Proの背面は滑らかなガラスでできています。このため他の2機種よりも滑りやすい結果に。
太ももの上(スウェットパンツ):ゆっくり滑るただしなぜかガラステーブルでだけは滑らず、この原因は不明としています。
太ももの上(ジーンズ):すばやく滑る
傾いた木製テーブル:滑らない
傾いた椅子のクッション:ゆっくり滑る
傾いたガラステーブル:滑らない
なお、やはりカメラ部分のでっぱりで滑りにくくなっていますが、でっぱり部分が傾きと平行になっているとむしろ滑りやすくなるとしています。
◆いずれのスマホもケース装着を推奨
ということで、背面の素材の形状からかGoogleのPixel 6 Proが滑りやすいスマホ選手権を制しました。背面の素材や形状が滑りやすさに大きく影響するため、よく落とす人は購入時に触り心地などをチェックしたほうがよさそう。
ただし記事では、スマホケースの多くは手になじんで滑りにくい材質だとして、いずれの機種でも装着を推奨しています。不慮の事故を防ぐ対策、今からでも始めてみてはいかがでしょうか。
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