世界のスマホ市場「SamsungとAppleの二強体制」に集約、XiaomiやOppoなど中国メーカーが後退

窮地に立たされている中国メーカーですが、秘策はあるのでしょうか。詳細は以下から。


海外メディアの報道によると、第2四半期のスマートフォン市場シェアではサムスンが21%で引き続き世界トップ、続いてアップルが17%と2番目に高いシェアを維持したそうです。

サムスンは普及価格帯のGalaxy Aシリーズの販売が、アップルはiPhone 13シリーズ需要が引き続き高いことが要因とのこと。

一方、中国のXiaomi、Oppo、Vivoはそれぞれ3位、4位、5位に。これらの企業はそれぞれ出荷台数が減少し、世界市場シェアは14%(Xiaomi)、10%(Oppo)、9%(Vivo)となっています。

ちなみに前年比で見ると、アップルの前年比シェアは21.4%増でトップ、サムスンは前年同期比16.7%増で2位。Xiaomiは17.6%減、Vivoは10%減、Oppoは年間ベースで9.1%減。

経済的な逆風、需要低下、在庫の積み増しなどで、スマートフォンの総出荷台数は前年同期比で9%減少しており、全体の出荷台数は減少傾向にあるものの、市場シェアではSamsungとAppleが割合を伸ばして二強体制になり、中国のスマートフォン企業が軒並み影響を受けた結果に。

ただ、これを受けてアナリストは「年末年始の新製品発売前にプロモーションやキャンペーンを利用して販売を加速させようとするだろう」ともしており、こうした企業の今後が注目されます。

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