クレカサイズのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro CABLE」レビュー、最大35Wでパソコンも急速充電できるケーブル一体型10000mAhモデルで色々充電してみた

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持ち運びやすい世界最小級サイズで、ケーブル一体型の便利なモバイルバッテリーがCIOから登場したので、さっそく実際に使ってみました。

コンパクトなのに10000mAhで最大35W出力対応というパワフルさを実現しており、「ケーブルを持ち歩くのは面倒」「大きいモバイルバッテリーは持ち運びたくない」という人にぴったりな1台となっています。詳細は以下から。

これが今回解説する「SMARTCOBY Pro CABLE-C」の外箱。CIOのコーポレートカラー、パープルでのデザインです。

側面にはカードサイズ、高出力、パススルー機能などSMARTCOBY Pro CABLEの特徴が書かれています。

箱を開けてみたところ。説明書とパンフレットが入っており、着脱式の一体型USB Type-C/Type-Cケーブルがすでに装着されています。

本体。200gを切る重さで、手の中に収まるほどの世界最小級サイズです。

実際にクレカと比べてみたところ。改めてその小ささが分かります。

正面からはデジタル表示で残量を確認でき、充電し忘れなどを防止。

一体型ケーブルは背面を回り込んで収納され、繋ぐケーブルを別に持ち歩くことなくこの1台だけで完結して使えます。

耐久性が気になるという声を受けてケーブルの取り外しもできるうえ、別売りのLightningケーブルに付け替えればiPhoneなどにも対応。

一体型ケーブルを着脱したところ。もう1つのUSB Type-C端子として使えます。

天面にはUSB Type-Cの入出力端子があり、ケーブルを繋げば2台同時充電も。

本体は10000mAhの大容量に加え、最大出力35W（5V/3A、9V/3A、12V/2.5A、15V/2.33A）の急速充電に対応。

さらに、電圧と電流を少しずつ最適化することで発熱を抑える「PPS規格」にも対応しており、Galaxy S23シリーズなど対応するデバイスであればバッテリーに負荷をかけずに急速充電を行えます。

試しに「Pixel 7 Pro」を充電してみたところ。急速充電中は緑のランプが点灯し、一目で分かります。

USB Type-C/Lightningケーブルを差せば、最大27Wに対応の「iPhone 14 Pro」も充電。

もちろん「AirPods Pro」も充電できました。

ニンテンドースイッチも実はUSB PDの急速充電規格に対応しており、「SMARTCOBY Pro CABLE」で給電しながらプレイもできます。

さらにUSB Type-Cの「iPad Pro（12.9インチ）（第4世代）」や……

同じくUSB Type-C給電に対応した「Let's note」も充電できました。

実際にスマホ2台を合計30W（5V/3A×2）で同時充電してみたところ。自分と友達のスマホを一緒に充電したり、タブレット、ワイヤレスイヤホン、あるいはゲーム機などを同時充電できるのは素直に便利です。

さらにバッテリー本体に充電しながらスマホなどへ電力を送る「パススルー充電」に対応するなど、細かいところまで小回りの利く使い心地の「SMARTCOBY Pro CABLE」。

大手通販サイト「Amazon.co.jp」では6578円で販売中。想像以上の使い勝手の良さに、日本企業ならではの行き届いた気配りが見える1台です。