スマホで「誤差数m」測位に成功、地図アプリや運転ナビの精度がSnapdragon活用で大幅向上へ


クアルコムとXiaomiが、Snapdragon搭載スマホのGPSで驚くべき精度の計測に成功しました。

誤差10~20mと言われるスマホアプリの位置情報が改善され、自分がどこを走ってるのか分からないという事態なども解消できそうです。詳細は以下から。

クアルコムのプレスリリースによると、同社とXiaomiと共同で、スマホでの誤差数メートル級の測位に成功したそうです。

これはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載した「Xiaomi 12T Pro」を使ってドイツで行われたテストによるもので、開けた田舎道や都市の高速道路での走行など、さまざまなシチュエーションで95%の精度を実証したとのこと。

一般的に、スマホの地図アプリなどに使われる測位方法は10m~20mほどの誤差があると言われており、市販のスマホで前例のないレベルの精度であるとされています。

この技術を利用するにより、地図やナビゲーションの精度が大幅向上するほか、ゲームやフィットネス、ライドシェアリングなどユーザーの動きを追跡するアプリに応用できるとしています。

今後Xiaomi 12T Proなどにこの機能が搭載されるかは不明ですが、近いうちにXiaomi製のSnapdragon搭載スマホにアップデートなどで高精度のGPSが実装されることも十分考えられそうです。

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