GalaxyやXperiaなどの競合スマホに対して、性能面で大きく後れを取っていたPixelシリーズが、ついにキャッチアップすることが明らかになりました。
ゲームも今まで以上に快適に遊べるようになりそうです。詳細は以下から。
海外メディア「Android Authority」の報道によると、Pixel 8に搭載される予定の最新プロセッサ「Tensor G3」の詳細をGoogle関係者が明かしたそうです。
Tensor G3は「zuma」というコードネームで開発されており、Snapdragon 888と同世代のCPUコアを用いていたTensor G2から一気に2世代もアップデートするとのこと。
超巨大コア、パフォーマンスコア、省電力コアの構成も「Snapdragon 8 Gen 2」にほど近く、処理能力が飛躍的に向上することが見込めます。
・Tensor G3
Cortex-X3(3.0GHz)×1、Cortex-A715(2.45GHz)×4、Cortex-A510(2.15GHz)×4
・Snapdragon 8 Gen 2
Cortex-X3(3.2GHz)×1、Cortex-A715(2.8GHz)×2、Cortex-A710(2.8GHz)×2、Cortex-A510(2.0GHz)×3
さらにレイトレーシング機能を備えたMali-G715 GPUの「Immortalis」バージョンを採用することで、ゲームプレイも快適になるほか、AIを処理するTPUの処理能力も大きく引き上げられるとしています。
画質そのままにデータ量を削減する「AV1」形式での最大4K60fps動画撮影や、Galaxy S23 Ultraで採用されたデータ転送速度が最大2倍、エネルギー効率が50%向上する「UFS 4.0ストレージ」をサポートするなど、大きく刷新されるPixel 8。
先日発売された「Pixel 7a」のコストパフォーマンスの高さは秀逸でしたが、ここまでアップデートされるのであれば、Pixel 8こそ「本当の意味でコストパフォーマンスが高いスマホ」になるのかもしれません。
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