arrowsシリーズや「らくらくホン」で知られるFCNTが民事再生法の適用を申請し、京セラが個人向けスマホ事業からの撤退を表明するなど、驚かされるニュースが相次いだ昨今。
生き残ったソニーの今後に注目が集まっていますが、どうやら当面心配は無さそうです。詳細は以下から。
クアルコムのプレスリリースによると、同社とソニーが「Snapdragon」プラットフォームにおける連携を拡大したそうです。
これはソニーが将来発売するスマホのプロセッサにも引き続きSnapdragonを採用するというもの。ユーザーには高性能かつ没入型のユーザーエクスペリエンスが提供されるとしています。
なお、両社は次世代のプレミアム、ハイエンド、ミドルレンジスマホ開発において協力することで合意しているため、来年以降も新機種が投入されることに。
言及されているグレードが現行モデルと変わらないことから、「Xperia 1」「Xperia 10」などのラインナップは当面変わらないものとみられます。
「国内勢で生き残るのはソニーだけ」という予言が、10年越しに実現した形となった今回の連携拡大。
しかしながらソニーも2013年当時のスマホ生産台数(約4200万台)を維持できてはおらず、販売台数の低迷を映像作成やゲーム配信者向け機能などの付加価値により製品価格を引き上げることでカバーする路線へシフトしている状況です。
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