指輪型の極小デバイス「Galaxy Ring」サムスンが量産か、医療機器レベルの精度で健康管理も


スマートウォッチやスマートグラスなど、ウェアラブル端末が相次いで実用化される中、より自然に着けていられるデバイスをSamsungが開発しています。詳細は以下から。

半導体など先端部品の情勢に詳しい韓国メディア「The Elec」の報道によると、Samsungが8月にもスマートリング「Galaxy Ring」の量産に踏み切る可能性があるそうです。

すでにコンセプトを具体化し、より製品版に近づけた試作機が完成しており、あとは製品化するかどうかを判断するだけとのこと。

あくまで健康増進目的の製品になるのか、医療機器として認定を受けられるレベルで作り込むのか……という点も議題に上がっており、「Galaxy Watch」シリーズのような血圧測定や心電図機能を盛り込むには、開発期間に加えて別途10~12ヶ月の時間を要するとされています。

指にぴったり密着させる必要があることから、スマートウォッチよりも身体情報を高精度に測定できると期待されるスマートリング。

携帯電話の普及で腕時計を着けなくなり「スマートウォッチは気になるけど煩わしい」と感じている人にとっては、福音かもしれません。

ただ指輪型デバイスという特性上「指は手首より血流が弱い」「寝起きでむくんだ指がリングに締め付けられて血流が悪くなる」などの弱点もあることから、実用化にこぎつけても『リング派』と『ウォッチ派』で分かれることとなりそうです。

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