先ほど正式に認められた楽天モバイルへのプラチナバンド割り当て。
これでつながりやすさを実感できるエリアがじわじわ広がっていく……と思いきや、そうもいかないようです。詳細は以下から。
まず見てもらいたいのが(PDFファイル)先ほど総務省が公開した資料。楽天モバイルが認定を受けた開設計画の詳細です。
よくよく見るとサービス開始時期は「令和8年(2026年)3月頃」で、想定よりも早く準備が整えば前倒しされると告知されています。
10年後に80%以上の人口カバー率を目指す楽天モバイルの700MHz帯。
地デジやラジオマイクなどの混信を防ぐ措置や、既存通信事業者へ事業譲渡をしないことなどが求められています。
割り当てられたのは3MHz幅。帯域幅が狭いため通信速度は期待できませんが、既存の1.7GHz帯とのキャリアアグリゲーションによって、広いエリアと高速通信を両立させる方針です。
「割り当てられれば2023年12月~2024年年初以降にサービスを提供する」と8月の決算説明会で告知していた楽天モバイル。エリア改善を期待していたユーザーにとっては肩すかしですが、はたしてどれだけ前倒しすることができるのでしょうか。
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