高性能・高消費電力化が続くGPUと合わせて、デスクトップパソコンの消費電力がとんでもないことになりそうです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Intelの次期フラッグシップCPU「Core i9-14900KS」の詳細が明らかになったそうです。
Core i9-14900KSは処理能力を重視したPコア8基、消費電力を重視したEコア16基で構成された24コア、32スレッド対応のプロセッサ。
通常時のクロック数は3.2GHzですが、必要に応じて処理能力を引き上げるブースト時には史上最速となる6.2GHzで駆動するとのこと。
現在最速の「Core i9-13900KS」「Core i9-14900K CPU」を200MHzほど上回っています。
しかしここで問題となるのがブースト時の消費電力と発熱。なんと410W、101度に達したと報告されており、電源周りや冷却にかなりのリソースが必要となりそうです。
高い動作クロック数を実現した反面、発熱と消費電力が問題となった第3世代Pentium 4「Prescott」リリースから20年を迎えた2024年。歴史は繰り返されるのでしょうか……?
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