エネルギー効率が良く発熱に悩まされづらい「Snapdragon 8 Gen 2」搭載スマホを利用しているユーザーにとっては、あまり魅力的に見えないかもしれません。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、現在開発中の「Snapdragon 8 Gen 4」は最大4.30GHzで駆動する可能性があるそうです。
これがSnapdragon 8 Gen 3(最大3.30GHz)どころか、Apple A17 Pro(最大3.80GHz)すら大きく上回るもの。
ただし最大4.30GHzで駆動した場合、消費電力が10Wにまで膨れ上がるほか、どうあがいても本体の冷却が追い付かなくなるため、懐疑的な見方もあるとされています。
ほんの一瞬だけフルスピードが出ても何の意味も無いため、クロック数が落とされる可能性も十分考えられるSnapdragon 8 Gen 4。
従来の「超巨大コア+大型コア+省電力コア」構成から「超巨大コア+大型コア」へと変更されることで発熱や消費電力が増加するおそれもあるなど、懸念すべきポイントは少なくないようです。
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