スマホの高価格化に歯止めはかかるのでしょうか。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムが「Snapdragon 8s Gen 4」を開発している可能性が濃厚だそうです。
これは同社が先日、廉価版ハイエンドスマホを実現する「Snapdragon 8s Gen 3」の製品化に踏み切ったことを受けたもの。
Snapdragon 8 Gen 3が200ドルの大台に乗るなど高騰が続いていますが、初の独自開発コアを採用する「Snapdragon 8 Gen 4」は、さらに値上がりする見通しに。
そんなクアルコムを尻目に価格を抑えたハイエンド向けプロセッサ「Dimensity 9300」を手がけたMediaTekが価格攻勢を続けており、2024年第1四半期にはGoogleを除くすべてのAndroidスマホメーカーと提携することを発表しています。
なお、MediaTekはDimensity 9400にARM社のコアを引き続き採用することで価格を抑えるとされており、Snapdragon 8 Gen 4との価格差がさらに開くと考えられています。
そのような背景から、Snapdragon 8s Gen 4を開発せざるを得なくなっていると考えられるクアルコム。スマホの値上がりにうんざりしていたユーザーには、朗報と言えそうです。
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