Dimensity 9400「超高性能、高発熱」ほぼ確定か、超巨大コアだらけで省電力コア無しのピーキーすぎる仕様に

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独自コア採用で値上がりが避けられないクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 4」への対抗馬として有力視されている「Dimensity 9400」に、気になる情報です。詳細は以下から。

最新スマホやプロセッサ事情に詳しいDigital Chat Station氏によると、TSMCの3nmプロセスで製造されるDimensity 9400はCPUのコア構成が変更されるそうです。

MediaTekは「Dimensity 9300」で通常1つの超巨大コア「Cortex-X4」を4つ、そして大型コア「Cortex-A720」4つで構成された、非常に珍しい『省電力コアがない』仕様を採用していました。

しかしDimensity 9400では省電力コアがない仕様はそのままに、Cortex-X5、Cortex-X4、Cortex-A720の3種類のコアを採用。分かりやすく言うと、Dimensity 9300に最新の超巨大コアを足した構成となります。

プロセッサの処理能力をフルに引き出すストレステストを行ったところ、発熱でフル性能が2分も出せないことが明らかになったDimensity 9300。

そこに処理能力やエネルギー効率に問題を抱えるCortex-X5を追加する以上、Dimensity 9400は発熱に悩まされることとなりそうですが、製造プロセスの微細化だけで改善できるのでしょうか……？