「Galaxy Z Fold6 Ultra」詳細判明でFlipや廉価版『FE』にも新情報、頑丈になってバッテリー大型化や7年保証など超進化も価格据え置き

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廉価版の存在が明かされ注目が集まる、Samsung最新折りたたみスマホの詳細が明らかになりました。やはり3モデル展開は確実なようです。詳細は以下から。

Galaxy関係のリーク情報で確かな実績のあるAnthony氏により、今年発売される「Galaxy Z」シリーズの詳細が一部明かされました。

◆Galaxy Z Fold6 Ultra
従来の「Galaxy Z Fold」にあたる機種ですが、廉価版が出るにあたり「Ultra」の名を冠するようです。

ディスプレイ：従来より明るくてワイドな120Hz対応有機EL
プロセッサ：Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy
ストレージ：256GB/512GB/1TB
背面カメラ：5000万画素広角/1200万画素超広角/1000万画素望遠
バッテリー：4600mAh
サポート：7年間のOS/セキュリティアップデート
価格：1799ドル（約27万3000円）
その他：Gorilla Armor、チタニウムフレーム、ベイパーチャンバーの拡大、Galaxy AI

Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyや極めて頑丈な「Gorilla Armor」にチタニウムフレーム、大きいベイパーチャンバーなど「折りたためるGalaxy S24 Ultra」という印象を受けるGalaxy Z Fold6 Ultra。保証も7年に伸びるようです。

ただし、チタンを採用するものの従来モデルがアルミニウム製だったため、ステンレススチールから変更されたiPhone 15 Proと違って軽量化にはつながらないとされています。

バッテリーも4400から4600mAhに増大し、多くの改良点がみられるにもかかわらず価格はなんと据え置き。Galaxy S24 Ultraでも100ドル値上げされていただけに、驚きの設定といえます。

◆Galaxy Z Flip6
残念ながら価格も含めて、Galaxy Z Fold6 Ultraほど多くを明かされていないGalaxy Z Flip6。以下の変更点があるとのことです。

・プロセッサがSnapdragon 8 Gen 3 for GalaxyないしExynos 2400に
・外部ディスプレイが120Hz表示に対応
・メモリが最大8GBから12GBに増量
・広角カメラのセンサーが1200万画素から5000万画素に
・バッテリーが3700から4000mAhに増量

プロセッサは「Galaxy S24」と同様販売地域によって分かれ、初の『Exynos採用折りたたみスマホ』になるとされています。

カメラが5000万画素になることでより美麗なセルフィーが撮れるようになると期待されるGalaxy Z Flip6。バッテリーがようやく4000mAhの大台に乗り、使いやすくなることも高ポイントです。

◆Galaxy Z Fold6 FE
いくら価格を維持するとはいえ、約27万円という超高額モデルには変わらない従来機をカバーすべく投入されるのが「Galaxy Z Fold6 FE」。

発売時期が他の2機種より遅くなるためか情報は少ないものの、プロセッサは価格を抑えた「Snapdragon 8s Gen 3」になり、ディスプレイもやや小さくなるとされています。

Sペンによる入力機能が省かれることは確実視される一方、ボディの薄型化も期待されるGalaxy Z Fold6 FE。

価格は800ドル以下になるとも報じられていますが、シェア拡大につなげられるほどの低価格は実現できるのでしょうか。