「iPhone 15」販売不振さらに拡大、ファーウェイ復活の中国どころかアメリカも減少で『黄金時代は過ぎた』という評価に



最先端となる3nmプロセスで製造された世界初のプロセッサ、誰もが待ち望んでいたUSB Type-C端子、高級感あるチタン製ボディ、無印へのテコ入れなど大きく刷新されたiPhone 15シリーズ。

スマホ市場におけるAppleの地位をより盤石にするものと思いきや、決してそうではなかったようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、2024年2月のiPhone販売台数が前年比4%減の1740万台(前年は1810万台)に落ち込んだそうです。

これはiPhoneの最大消費地である中国で、HuaweiやXiaomi、Vivo、OPPOなどの国内勢にシェアを奪われたことによるもの。

実に前年比16%も減少した一方、アメリカによる厳しい制裁を乗り越えてプロセッサの自社開発にこぎつけたHuaweiが売り上げを2倍に伸ばしており、アナリストは「中国市場におけるAppleの黄金時代は過ぎた」とまでコメントしています。

なお、シェアが減少しているのは中国だけではなく、14億の人口を抱える一大市場のインドでも前年比13%減に。

さらに10代のiPhone利用率がほぼ9割で「iPhoneにあらずはスマホにあらず」といった様相を呈しているAppleのお膝元、アメリカですら減少傾向にあるとされています。

「Proと差別化するため、最新のiPhone 15すら格安スマホ以下のリフレッシュレートとなる60Hz表示のディスプレイ」など、強気な売り方をしている部分も否めないApple。

売り上げの2割を占める中国だけでなく、ほかの市場でも落ち込みを見せ始めている以上、消費者にとって魅力的に映っていないと考えざるを得ないため、何らかの抜本的なテコ入れが必要な段階に差し掛かっているようです。

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