突然通信できなくなる不具合が起きるなど、なかなかお目にかかれないトラブルを体験してきたPixelユーザー。
しかし最新モデルでは、安定した通信を快適に楽しむことができそうです。詳細は以下から。
海外メディアの独占報道によると、Googleは最新スマホ「Pixel 9」「Pixel Fold 2」にSamsung製の最新モデム「Exynos Modem 5400」を採用するそうです。
従来のPixelシリーズに搭載されてきたモデムもSamsung製でしたが、これはプロセッサ「Tensor」が同社製だったことを受けたもの。
最新プロセッサ「Tensor G4」に合わせてモデムが刷新されることでエネルギー効率や安定性が向上するほか、新たに衛星ベースの通信にも対応するとされています。
なお、Pixel 9は初めてネイティブで衛星通信を実装したスマホになる見込みで、まずはSpaceXと提携したT-Mobileユーザーがテキストメッセージおよび緊急SOSのみ利用できるとのこと。
また、現在同じモデムを搭載したPixel Tabletが「clementine」というコードネームで開発されていますが、いつ製品化されるかは不明とされています。
モデムの独自開発が難航したAppleが供給契約を延長するなど「クアルコム一強」の風潮が強まる中、あえてSamsung製モデムを使い続けることになるPixelシリーズ。自社製プロセッサ事業を強化したいSamsungの意向も強く影響しているものとみられます。
また、内部情報通りであれば「Pixel Tablet」シリーズの最新モデルがTensor G4およびExynos Modem 5400搭載となりそうではあるものの、実際に投入される時期がいつになるのかは、非常に注目を集めることとなりそうです。
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