初のApp Store対抗ストア「AltStore PAL」ついにiPhone、iPad向けに登場→いきなり任天堂のエミュアプリを配信する暴挙に

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Appleに対してEUが施行した独占禁止法によって、ついにiPhoneで導入されたサイドローディング。

「公式ストア以外からアプリをダウンロードできるようになる」という、Android陣営にとってはさして珍しくもない話ですが、さっそく一波乱あるようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、iOS 17.4でサポートされたサードパーティー製アプリストアの第1弾として「AltStore PAL」がサービスを開始したそうです。

AltStore PALが取り扱うのはiPhoneおよびiPad向けアプリで、差別化のために「App Storeで許可されなかったもの」を配信しているのが特長。

具体的にはヨーロッパのApp Storeで公開されていない任天堂のエミュレータアプリ「Delta」が無料配信されており、携帯機はゲームボーイからニンテンドーDS、据え置き機はファミコンからニンテンドー64のソフトまで読み込めるとされています。

リスクを抱えて脱獄（ジェイルブレイク）せずともクリップボードでコピーしたものを管理できるようになるなど、今までのApp Storeにない自由を謳歌できるようになったiPhone。

AltStore創業者は「アプリに不備があった場合、開発者に再提出を要求する一方で修正方法は教えてくれない」といったApp Storeの姿勢を問題視しており、今後も独自路線を追求することで存在感を発揮していくようです。