YouTube「広告ブロック」に反撃、利用者は動画再生不能に

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一連のいたちごっこもようやく落ち着くことになるのでしょうか。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、YouTubeが広告をブロックするアプリなどへの対抗措置を導入したそうです。

これは海外の大手掲示板「Reddit」のユーザーにより明らかになったもので、広告ブロッカーを導入した状態で再生を試みると一瞬で最後まで飛ばされてしまい、途中の内容が見られないというもの。

また、ほかにも広告ブロッカーを削除しない限り動画の音声が再生されないといった挙動が確認されているとのことです。

YouTubeで配信される広告が今年の第1四半期だけでも80億9000万ドル（約1267億円）もの収益をもたらしていることから、当然ともいえる今回の対応。

ただし、今までもYouTube側が対策を講じなかったわけでもなく、締めだしては突破されるイタチごっこ状態になっているという経緯があります。

もちろん、理想はすべてのユーザーが広告を受け入れるか「YouTube Premium」に課金するかですが、あまりにも多すぎる『不正』の存在を考えると、そう簡単な話ではないのも明らかです。

過去には「スキップ不可の5連続広告」を導入して正規ユーザーからもひんしゅくを買ったことがあるYouTube。広告のちょうどいい線引きや、もっと課金したくなるようなPremiumな特典を打ち出すことにも期待したいところです。

◆5月29日追記
YouTubeからの声明が確認されました。

「YouTubeの広告ブロック締め出しは偶然」公式が回答、ただし使用者は規約違反とも明確に | Buzzap！