「どんなに高性能でも、買えなければどうしようもない」
そう考えてしまうユーザーも、少なくないようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Snapdragon 8 Gen 4搭載スマホの最低価格がおよそ4500元(約9万7400円)にまで引き上げられてしまうそうです。
これは部品メーカー関係者の情報を元に技術系ブロガーが明かしたもの。
Snapdragon 8 Gen 3およびDimensity 9300登場時のスマホ本体価格(Xiaomi 14、Vivo X100)がそれぞれ3999元(約8万6500円)で、Dimensity 9400スマホの価格は据え置かれる見通しであることから、この投稿をきっかけにスマホユーザーが激論。
「多くの人が恩恵を受けないAIのためにプロセッサのコストが上がりすぎている」「Vivo X100を使ってみたけど、Dimensityで問題なかった」「本体価格が上がっても、Snapdragonの安定性を優先する」などの意見が上がっています。
グローバル市場よりも圧倒的に本体価格が低い中国市場ですら10万円が見えてきたSnapdragon 8 Gen 4搭載スマホ。
ここまで値上がりしてしまうと、ユーザーだけでなくメーカーの「脱・Snapdragon」が進みかねない事態となりつつありますが、はたして価格に見合うだけの満足度を提供してくれるのでしょうか。それだけが気がかりです。
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