ソフトバンクが手がける格安のオンライン専用ブランド「LINEMO」が、新たな料金プランを打ち出しました。詳細は以下から。
ソフトバンクのプレスリリースによると、同社は新料金プラン「LINEMO ベストプラン/ベストプランV」を7月下旬から提供開始するそうです。
◆ベストプランは10GBまでなら業界最安
「LINEMO ベストプラン」は3GBまで990円、3~10GBまで2090円の段階制プラン。
割引やキャンペーン等を考慮しない場合、10GBのプランでは業界最安をうたっています。
そのほか、別途オプションとして5分間以内の通話が無料になる「通話準定額(550円)」や「完全通話定額(1650円)」、使いすぎてしまった時の緊急手段「追加データ購入(1GB、550円)」が用意されています。
データ超過時の速度制限も段階的で10~15GBまでは300kbps、15GB以上の場合は128kbpsです。
◆ベストプランVは大容量で通話定額込み
「LINEMO ベストプランV」は20GBまで2970円、20~30GBは3960円で使える大容量プラン。
プラン料金に本来550円の通話準定額が組み込まれているのが大きなポイントで、ベストプランV加入者は完全通話定額も1100円に割引されます。
なお、ベストプランVの場合でも追加データ購入は1GB550円で変わりありません。
データ超過時の速度制限は30~45GBまでは1Mbps、45GB以上は128kbpsでやや余裕のある設定になっています。
◆業界最安の実情は?
10GBまでなら月額2090円で済むLINEMO ベストプラン。
実際、月額2970円からの「ahamo(20GB)」はもちろん、「povo2.0」も『3GB(990円)』と『20GB(2700円)』のトッピングはあるものの、10GBは通常存在しません。
ただし、ネーミング的にも意識しているのが明確な楽天モバイルの「最強プラン」は20GBまで2178円で家族割りもあるため、月々の使用料が10GBを超える可能性のあるユーザーは特に気に留めた方がよさそうです。
また、ベストプランVは通話定額が付属する点も含めて、20GBまでなら基本的にはahamoと同じ条件になっています。
◆LINEでのデータ無料も継続
LINEMOで最も重要かもしれない、LINEでのメッセージ、ファイルの共有、通話などでの通信費が無料になる「LINEギガフリー」はもちろん継続。
ギガを一切気にせず、仮にデータを超過している場合でも問題なくLINEで大容量の写真や動画を送り合ったり、ビデオ通話を楽しむことができます。
◆従来プランは廃止
従来の「ミニプラン(990円で3GBまで)」と「スマホプラン(2728円で20GBまで)」は、ベストプランの開始に合わせて新規申し込み受付を終了するとのこと。
そのため、10~20GBまで使っていて通話もしないユーザーは料金が少し上がってしまうことになります。
◆既存ユーザーも10GBが990円に
また、6月14日(金)からベストプラン提供開始まで「LINEMOベストプラン発表記念キャンペーン」を実施。
これは期間中ミニプランに加入(新規、既存問わず)しているユーザーが公式サイトからエントリーすることで、9月末までは10GBまで990円で使えるというもの。
上記キャンペーンにエントリーしても、ベストプラン開始後は自動的にプランが切り替わるとのことです。
・関連記事
ワイモバイルとLINEMO「バッテリー劣化端末交換」提供、持込端末保証が料金そのままグレードアップ | Buzzap!
ワイモバイルの超格安折りたたみスマホ「Libero Flip」速攻レビュー、Galaxy Z Flip5より大きな6.9インチ有機EL搭載でわずか3万円台に | Buzzap!
KDDIとソフトバンク「4G/5G基地局の共同整備」全国展開、10万局を構築しコスト2400億円削減へ | Buzzap!