KDDIとソフトバンク「4G/5G基地局の共同整備」全国展開、10万局を構築しコスト2400億円削減へ



デュアルSIMを活用することでローミングの導入より前に緊急時の通信手段を確立するなど、積極的に連携を図っている2社の繋がりがより強固なものになるようです。詳細は以下から。

KDDIとソフトバンクのプレスリリース(12)によると、両社は合弁会社である5G JAPANを通して実施している5Gネットワークの共同構築に関する取り組みについて、協業範囲の拡大を検討しているそうです。

これは今まで地方エリアにとどまっていた5Gネットワークの共同構築を全国に広めるほか、4G基地局の相互利用についても検討を進めるというもの。

2020年から2023年までの取り組みでも1社あたり450億円の設備投資コストを削減できていましたが、協業を拡大することにより2030年度末までに1200億円もの削減が見込めるのことです。


KDDI、ソフトバンク、5G JAPANの3社は今後も連携を強化し、日本の国土強靭化と国際競争力向上に向けた取り組みを進めていくとしています。

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