「Pixel 9」カメラがハード面から大幅見直しで8K動画も対応か、ただし新型Pixel Foldはダウングレードへ


従来の10月から8月へ前倒しでの発表が予定されているのもあってか、処理能力があまり変わらないことがほぼほぼ確実視されている「Pixel 9」。

一方カメラ機能はソフトウェアのみならず、ハード面から大幅に手が加えられるようです。詳細は以下から。

Googleに関する最新情報を数多く明らかにしている「Android Authority」の報道によると、Pixel 9シリーズはカメラ周りが以下の通りに刷新されるそうです。

・全モデルで超広角がIMX386(1200万画素、1/2.8インチ)から「IMX858(5000万画素、1/2.51インチ)」に
・Pro/Pro XLの望遠がISOSELL GM5(4800万画素、1/2.55インチ)からIMX858に
・Pro/Pro XLのフロントカメラがISOSELL 3J1(1050万画素、1/3インチ)からIMX858に
・無印のフロントカメラにオートフォーカス搭載

ソフトウェア面で強化されることは多くても、ハード面にここまで手を加えられるのは珍しいPixel。特に超広角のIMX386はPixel 6から使われていたため、実に3年ぶりの刷新になります。

また、Pro/Pro XLは赤外線温度計(Melexis MLX90632) が続投されるとのこと。非常に使い道が限られているためコストがかかるだけとの批判も受けている機能ですが、体温計機能を強く押し出す狙いもあるでしょうか。

一方、Pixel Foldの後継機と目される「Pixel 9 Pro Fold」では以下の通り、広角と望遠を除きカメラセンサーがグレードダウンするとのこと

・超広角がIMX386(1200万画素、1/2.8インチ)から「ISOSELL 3LU(1200万画素、1/3.2インチ)」に
・インナーカメラがIMX355(800万画素、1/2.8インチ)から「ISOSELL 3K1(1000万画素、1/3.94インチ)」に
・背面カメラがISOSELL 3J1(1050万画素、1/3インチ)からISOSELL 3K1に

ソフトウェア面で補える程度かもしれないものの、一切向上することもないこのカメラ仕様については、本体を薄型化を目指した結果妥協せざるを得なくなったと推測されています。

さらに、Pixel 9の発売時に間に合うかは不明なものの、「Tensor G3」で対応自体はしている8K30fpsの動画撮影機能についても実装に向けて開発中とのことです。

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