「Galaxy Z Fold6 Slimは名前負け」か、Xiaomiなど中国勢の折りたたみスマホに薄型化で太刀打ちできず


廉価版の開発中止が報じられた直後、入れ替わるように非常に信頼できる情報筋から今年発売予定だと明かされた「Galaxy Z Fold6 Slim」。

その名の通り薄型化を目指したモデルですが、残念ながら大きな変化は望めなさそうです。詳細は以下から。

半導体やエレクトロニクス事情に詳しい韓国メディア「The Elec」の報道によると、Galaxy Z Fold6 Slimの厚さは折りたたみ時11~11.5mmになるそうです。

Galaxy Z Fold6が12.1mmのためそこまで変わらないことになりますが、業界関係者は「品質と価格の兼ね合いで10mm後半まで削るのも大変」「大きく冒険せず11mm以上にする可能性が高い」と明らかにしたとのこと。

なお、Sペンでの入力機能にかかわる「デジタイザ」を非搭載にするだけで0.6mm薄型化できるため、11.5mm以下になるのはほぼ確実なようです。

Appleが開発を進める「iPhone 17 Slim」のように、薄型化のトレンドに乗るべく打ち出されたとみられているGalaxy Z Fold6 Slim。

しかしながら、中国メーカーの競合機種は「Honor Magic V3(厚さ9.3mm)」、「Xiaomi Mix Fold 4(厚さ9.5mm)」、「Vivo X Fold 3(厚さ10.2mm)」などが11mm以下の壁を軽々超える薄型化を実現しているため、どうしても名前負け感があります。

Galaxy Z Fold6より大画面になる一方、Sペン非対応で価格もほぼ変わらない見込みのため、薄型化以上に独自の強みをプラスできないとユーザーへの訴求は難しいかもしれません。

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