「クアルコムのSnapdragon 8 Gen 4を超えるかもしれない」とまで期待される、「Dimensity 9400」の実力が明らかになりました。詳細は以下から。
AnTuTuの公式weiboによると、「Dimensity 9400」を搭載したスマホのAnTuTu 10でのスコアが判明したそうです。
データが確認されたのは「OPPO Find X8(16GB RAM/1TB ROM)」と推測されるスマホのスコアで、総合2880558点、CPU622417点、GPU1288622点を記録しているとのこと。
Snapdragon 8 Gen 4のデータこそまだ未確認なものの、現在記録されている中ではSnapdragon 8 Gen 3やApple A18 Proどころか、スコア約255万の「Apple M4」すら上回っています。
Dimensity 9300と同様の省電力コアを省いた構成ながら、最新の第2世代3nmプロセスで製造されることで消費電力や発熱も抑えられるとみられているDimensity 9400。
Snapdragon 8 Gen 4の値上げが確実視される一方、Dimensity 9400は価格据え置きになる見込みなこともあり、MediaTekの存在感が増すことになりそうです。
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