大事な連絡や仕事に使うのであれば、楽天モバイル回線はやめておいた方がいいかもしれません。詳細は以下から。
◆いきなり切断→ずっと「話し中」になる不具合が発生中
まず見てもらいたいのが、業務連絡のため楽天モバイルユーザーに電話をかけてみた様子。
つながったかと思った瞬間いきなり通話が切れてしまいました。
何かの手違いかと思い、かけ直してみたところ……
「話し中」と表示されてしまい、何度かけてもつながることはありませんでした。
かけた回数はおよそ50分間で12回。急ぎの用事があるにもかかわらず、非常にストレスフルです。
問題なのがここから。後ほど先方から「着信音は一度も鳴らず、Rakuten Linkの通話履歴をチェックして初めて着信に気付いた」と連絡がありました。何度もかけ直したあの労力は一体何だったのでしょうか……
◆Androidユーザーから「着信できない」報告複数
ちなみにこのような不具合は決して珍しいものではなく、Google PlayのRakuten Link配信ページでも同様のトラブル報告が相次ぐ事態に。
今回のケースと全く同じ状況なのがこちら。ビジネスどころか緊急の電話すら取り逃してしまいかねません。
「一昨日の着信が今朝通知された」というケースも。Rakuten Link側の問題にもかかわらず『電話に出ないルーズな人物』などと、勝手に思い込まれてしまいそうです。
こちらも同様の内容。「アプリを強制終了させたら直った」とのことですが、シニアユーザーがそのような手順を踏めるかどうかは非常に厳しいのではないでしょうか。
トラブル報告に対してログアウトした上でアプリの再インストールなどの解決法を提示する楽天モバイル。しかし一番肝心の『着信できなくなる不具合を未然に防ぐ方法』はありません。
◆大きすぎる「通話無料」の代償、音声通話の信頼が揺らぐ事態に
いくらRakuten Link経由での通話が無料とはいえ、ある日突然、自分でも気付かないうちに着信できない状況に陥ってしまうのであれば、使い物にならないと言わざるを得ない楽天モバイル。
2021年にiPhoneで起きた「着信できない不具合」がAndroidで再燃した形となりましたが、今回も「総務省が出てくるまで問題が起きていることをユーザーに告知しない」という手法を選ぶのでしょうか。
・2025年1月9日12:28追記
Buzzap!編集部では事実関係を楽天モバイルに確認中。
「本件社内で確認し、担当者よりご連絡させていただきます」との回答です。
・関連記事
楽天モバイル契約増に急ブレーキ、ahamoやUQ mobile、LINEMOの「料金そのままデータ大幅増量」背景に | Buzzap!
楽天SPU「モバイルやキャリア決済特典など要エントリー制」に、理由も広報に聞いてみた | Buzzap!
楽天モバイル「プラチナバンド」基地局の整備状況は?サービス開始から半年の節目に問い合わせてみた | Buzzap!