「Pixel 8a以降は1000回充電可能」バッテリー寿命をGoogleが公開、オススメの充電方法や膨張時の対処法も明らかに


7年間のOSアップデートが提供されるなど、サポート期間が飛躍的に伸びたPixelシリーズ。

一方でバッテリーの寿命を懸念する声もあるわけですが、Googleが興味深い情報を公開しています。詳細は以下から。

◆Pixelシリーズのバッテリー寿命ついに明らかに
まず見てもらいたいのがGoogle公式サイトに登場した「Understand how your Pixel battery works(Pixelのバッテリーの仕組みを理解する)」と題されたページ。

『推奨通りに充電すると、Pixelシリーズのバッテリーは何回まで初期容量の80%以上を維持できるのか』をまとめたもので、機種ごとの回数は以下。基本的に0%の状態から100%までフル充電して「1回」とカウントします。

2023年までに発売されたPixel 3からPixel 8 Pro(Pixel Fold含む)は800回まで。おおよそ2年強にわたって毎日フル充電してもバッテリー性能が持続します。

2024年発売のPixel 8a以降は1000回まで。バッテリー寿命が3年弱に延びています。

もちろんPixel 9シリーズも1000回まで。Pixel 8と同性能でPixel 9と同じバッテリー寿命のPixel 8aは、廉価版ながら非常に美味しい立ち位置です。

◆Pixelのバッテリーを長持ちさせるには?
また、GoogleによるとPixelシリーズは

・USB PDないしPPS対応のUSB Type-C充電器で
・約25度以下の涼しい場所で
・充電中は使用せずに


充電するのが望ましいとのこと。とりわけ熱に注意を払う必要があるとしており「直射日光を避ける」「35度以上の高温環境下に8時間以上さらさない」などの注意喚起が行われています。

そしてスマホユーザーにとって一番困るのが、バッテリーが膨張し始めた場合の対処法。Googleは『十分に注意していれば通常は安全上の問題にはなりません』としつつも、ケガをするおそれがあると注意喚起。

「無理やりバッテリーを本体内に押し込めようとする」「バッテリーを取り出そうとする」行為を禁止した上で、バッテリーが完全に放電するまでスマホをテーブルなどに置いて放置し、Googleのサポートに問い合わせることなどを推奨しています。

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