総務省の新規制で姿を消してしまった「1円スマホ」をめぐって、ワイモバイルが一気に攻勢をかけます。詳細は以下から。
◆ワイモバイルのiPhone 14が1円スマホに
ソフトバンクのプレスリリースによると、同社は1月16日から「新トクするサポート(A)」を提供するそうです。
これは対象機種を48回払いで購入して25ヶ月目以降に利用を申し込み、翌月末までにソフトバンクが端末を回収・査定完了すると最大24回分の残債が免除されるプログラム。
適用した場合、2年後に本体を返却する必要こそあるものの毎月1円を支払うだけでiPhone 14を使えるようになります。
◆iPhone 15も戦略的な価格で発売
また、1月16日からワイモバイルブランドでiPhone 15も発売されるとのこと。
興味深いのが128GBモデルの本体価格。なんとSIMフリー版より1万円以上安い11万3184円です。
さらに新規契約およびMNPであれば2万1600円が割り引かれるため、本体価格は9万1584円に。本体価格が10万円を割り込んだことで割賦の審査が通りづらいユーザーにも手が届きやすくなりました。
低廉な通信料金で利用できる1円スマホとなったiPhone 14、SIMフリー版より安い本体価格とMNP割引でより多くのユーザーが手に取れるようになったiPhone 15の二段構えでシェア獲得を目指すワイモバイル。
2年後に本体を相場より高額で買い取ることを禁じた総務省による新規制でAndroidスマホの『1円』が激減する中、iPhone無双が始まりつつあります。
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